フェルランド調教師は「(馬主の)スプリンガー氏はダビルシムを売る必要は無いですし、私は当然、管理し続けたいと思っています。どういうオファーがなされるか見守る必要があります。高額過ぎて断るのが難しい場合もあるでしょう」と述べました。
しかしスプリンガー氏のレーシングマネージャー Olaf Profft は(種牡馬入りの時期が来るまで)売却に否定的です。「G1モルニー賞のあと、いくつか高額のオファーがありました。今後はおそらく、より高額なものになるでしょう。しかし売却したいとは思っていません。それは家族を売るようなものです。ダビルシムという馬名は(馬主であるサイモン・スプリンガーの)息子 David と、妻 Birgitte、彼自身の Simon の組み合わせです。楽しむためにここに居り、いまがそのときです。」
Profft 氏はクリストフ・フェルランド調教師についても「私たちはフランスで最も優れた若手調教師を見つけたのです」と高く評価しています。「(ダビルシムは)今年は十分に走ったので、ブリーダーズカップには行きません。しかし来年については確かに考えています。そのため、来年はヨーロッパでは軽めのキャンペーンを行うにとどめ、彼をフレッシュに保つだろうと思います。もしかすると3レースだけかもしれません」と述べました。
最後の「ヨーロッパでは3レースだけ」というのが確かなら、フランスで1走してから英2000ギニーか仏2000ギニーのどちらかに出走したあと、
1)初夏にヨーロッパでもう1戦し、アメリカで一叩きしてブリーダーズカップへ
2)夏から秋にヨーロッパでもう1戦し、アメリカではブリーダーズカップ1走のみ
でしょうか。フランケルも今年は4走し、10月15日の英G1クイーンエリザベス2世ステークスが今年最後のレースで計5走だけの予定です。
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