2008年5月31日土曜日

カジノドライヴへプラード騎乗に関する陣営からのメッセージ

ラジオ日経に
 今回、カジノドライヴにエドガー・プラード(プラド)騎手が騎乗することになったことについて、藤澤和雄調教師、オーナーの山本英俊氏の2人の連名で「カジノドライヴの騎乗騎手に関するお知らせ」と題した報道各社各人に対する長文のメッセージがJRAを通じて発表されている。
という記事が掲載されている。

その一部は

カジノドライヴへプラード騎乗に関する陣営からのメッセージ - ラジオNIKKEI

で見れる。なかなか興味深い。

2008年5月30日金曜日

カジノドライヴ、ベルモントS.はプラード騎手!

カジノドライヴにベルモントS.で騎乗する騎手がエドガー・プラード騎手に決まった模様。

カジノドライヴ号 日本馬TODAY(5)~騎乗騎手決定~ - JRAニュース
カジノに3冠キラーのプラード騎乗が決定 - nikkansports.com
Prado to Ride Casino Drive in Belmont - bloodhorse.com

プラード騎手についてはこのブログが詳しい。


以下、カジノドライヴの騎手を巡る経緯の簡単なまとめ。

■■■4月18日
カジノにデザーモ、武は重量厳しく-nikkansports.com

負担重量の関係で5月10日に行われたピーターパンS.でカジノドライヴに騎乗する騎手がデザーモに決まる。(52.6kgなら乗れたのでは、と思うのだが)

■■■5月12日
武豊騎手が自身のオフィシャルサイトで、
 飛び込んできたビッグニュースは、米国遠征のカジノドライヴが、重賞ピーターパンSをケント・デザーモ騎手の手綱で圧勝したことです。アメリカの3冠レースは、日本と違って春シーズンで一気に完結するのですが、その最後の1戦、ベルモントSに有力馬の一角として参戦できることになりました。あまりにも強い勝ち方をしたので本当に乗せてもらえるのかと不安になるほどですが、どうやら大丈夫なようです。いまから、ドキドキしています。
と語る。

■■■5月13日

カジノドライヴ本番の騎手「結論は先」- nikkansports.com
 今回手綱を取ったK・デザーモ騎手が、ケンタッキーダービー馬ビッグブラウンの主戦のため、6月7日のベルモントS(G1、ダート2400メートル、ベルモントパーク)では、武豊騎手に戻る予定だが「外交辞令が半分だろうけど、デザーモが1週間待ってくれと言っているので結論は先」と同師。

■■■5月18日
ビッグブラウンがケンタッキーダービーに続いてプリークネスS.制覇。このためビッグブラウンの主戦のデザーモ騎手がベルモントS.でカジノドライヴに乗る可能性は薄くなった。

しかし、カジノドライヴ、ユタカ騎乗が消滅 - デイリースポーツより引用すると
 18日の東京競馬全レース終了後に山本英俊オーナーが検量室を訪れ、「騎乗の依頼を白紙にしてほしい」と武豊に事実上の騎乗消滅を告げた。

「向こうのレースに使って、カジノドライヴはアメリカの宝であることを痛感した。兄姉弟3連覇がかかる状況で、その空気をしっかり読みたい」と現地ジョッキー選択の理由を説明した山本氏は、「この1週間で最善の結論を出したい」と話した。
この時点でカジノドライヴにベルモントS.で騎乗するジョッキーはアメリカの騎手に決まる。

■■■5月20日
【ベルモントS】カジノドライヴ鞍上候補は3人に - デイリースポーツ
 米3歳クラシック3冠最終戦ベルモントSでのカジノドライヴの鞍上について20日、同馬を管理する藤沢和師は現地のトップ騎手3人に絞っている状況を説明した。「向こうの上位ジョッキーから多くのオファーを受けている。こちらは選べる立場だから、ベルモントパークをよく知る騎手に依頼したい。


■■■5月22日
武豊騎手がオフィシャルサイト
 それ以上にショックだったのは、その日にベルモントSの騎乗オファーはなかったことにしてくれと、カジノドライヴの山本オーナー直々に言われてしまったことです。こちらはあくまでも乗せていただく立場ですから、承るしかありません。悲願の米国クラシック制覇を夢見ていただけに残念ですが、それはいまのボクにアピールするものが、まだなにか足りないということなのでしょう。さらに精進するしかありません。
と語る。

■■■5月29日
プラード騎手がベルモントS.でカジノドライヴにすることが発表される。

カジノドライヴへプラード騎乗に関する陣営からのメッセージ - ラジオNIKKEI

エドガー・プラード騎手は三冠キラーらしいですよ。的場元騎手のような感じでしょうか?

ベルモントステークスは現地時間6月7日、日本時間6月8日午前7時30分頃発走(= おうまのアイコン wire-to-wire = 参考)。

2008年5月24日土曜日

ベルモントS.応援ツアー(自作)航空券編

私は行けそうにないですがベルモントステークスに出走するカジノドライヴを応援に行くにはいくら必要か調べてみました。

参考にしたのは以下のサイト
楽天トラベル
格安海外ホテル予約のオクトパストラベル
海外ホテル予約のHotelClub


成田発ニューヨーク行きの航空券
往路日本発6月6日 複路アメリカ発6月9日の場合
楽天トラベルで調べると、

アメリカン航空直行便
往路 AA168便
2008/06/06 東京/成田空港 18:00発 → 2008/06/06 ニューヨーク/JFK空港 18:00着
複路 AA167便
2008/06/09 ニューヨーク/JFK空港 11:50発 → 2008/06/10 東京/成田空港 14:30着

航空券代金 70,000円+海外諸税(燃油サーチャージ含む) 45,840円+空港施設使用料2,040円=計117,880円が最安。(2008年5月26日現在、残席4席以上)
これは金曜の夕方発の便だから結構便利かも。


他に
アメリカン航空
往路 AA154便とAA350便
2008/06/06 東京/成田空港 17:35発 → 2008/06/06 シカゴ/オヘア空港 15:30着
2008/06/06 シカゴ/オヘア空港 18:05発 → 2008/06/06 ニューヨーク/ラガーディア空港 21:25着
複路 AA167便
2008/06/09 ニューヨーク/JFK空港 11:50発 → 2008/06/10 東京/成田空港 14:30着

航空券代金 70,800円+海外諸税(燃油サーチャージ含む) 46,110円+空港施設使用料2,040円=計118,950円というのもあるけど(2008年5月26日現在、残席4席以上)、上の直行便の方が便利。
この他の便だと1万円以上高くなる。


往路日本発6月6日 複路アメリカ発6月10日の場合
楽天トラベルおよびANAのサイトで調べると、

アメリカン航空の場合、上の例と帰りの便の日付が違うだけで料金や時間などが同じ便がある。

ANAの場合、
往路 NH010便
2008/06/06 東京/成田空港 11:00発 → 2008/06/06 ニューヨーク/JFK空港 10:45着
複路 NH009便
2008/06/10 ニューヨーク/JFK空港 12:30発 → 2008/06/11 東京/成田空港 15:25着

航空券代金 81,000円+海外諸税(燃油サーチャージ、空港施設利用料含む) 48,480円=計 129,480円というのがある(2008年5月26日現在)。これは金曜の昼出発だから辛いかな。6月7日出発、ニューヨーク着6月7日→直行でベルモントS.観戦も不可能でもない(無理かも)。


ホテル情報は次回。

2008年5月18日日曜日

2008年プリークネスステークスの映像

2008年プリークネスステークス(Preakness Stakes, G1, Pimlico)はビッグブラウン(Big Brown)が5馬身差で圧勝。レース映像はYouTubeにはまだ上がっていないようなので、NTRAのサイトでご覧ください。

Preakness S. - May 17, 2008|NTRA

これでビッグブラウンに故障がなければベルモントS.でカジノドライヴに乗るのは武豊騎手に決まりか。

ベルモントS.は3冠を目指すビッグブラウンとカジノドライヴの対決になりました。

ちなみにグリーンチャンネルや民放がベルモントS.を中継するかどうかは分からないですが、放送がない場合やグリーンチャンネルに加入していない場合は10分遅れぐらいで観れるサイト(英語)があるので以前のエントリー「ピーターパンS.のディレイ映像」を参考にしてください。

2008年5月14日水曜日

デザーモ、ベルモントS.でカジノドライヴに乗る気満々。

まずはこちらをご覧いただきたい。

カジノドライヴ本番の騎手「結論は先」- nikkansports.com

藤澤調教師によると、「外交辞令が半分だろうけど、デザーモが1週間待ってくれと言っているので結論は先」と話しているため、ベルモントステークスでカジノドライヴに乗る騎手の正式決定は17日に行われるプリークネスS後になりそうだ、とのこと。

デザーモ騎手は今年のケンタッキーダービー勝ち馬ビッグブラウンの主戦であり、確かに外交辞令が半分かもしれないが、「ベルモントステークスでカジノドライヴに乗る騎手の正式決定は17日に行われるプリークネスS後」というのはデザーモが乗ると言うならデザーモで行くかも、という意味でしょう。

ビッグブラウンは父バウンダリーということでケンタッキーダービーでは距離が不安視されていた。ケンタッキーダービー上位馬のプリークネスS.回避が相次いでいるためビッグブラウンがプリークネスステークスで負けるとは考えづらいが、もし負けたらベルモントS.回避は充分あり得る。この場合、カジノドライヴの鞍上はベルモントS.でもデザーモ騎手になるかも。

あるいはプリークネスS.を勝った場合でも、レース後に脚元に不安が見られるためベルモントS.回避、とかね。


ちなみに武豊騎手は今週月曜日、自身のオフィシャルサイト
 飛び込んできたビッグニュースは、米国遠征のカジノドライヴが、重賞ピーターパンSをケント・デザーモ騎手の手綱で圧勝したことです。アメリカの3冠レースは、日本と違って春シーズンで一気に完結するのですが、その最後の1戦、ベルモントSに有力馬の一角として参戦できることになりました。あまりにも強い勝ち方をしたので本当に乗せてもらえるのかと不安になるほどですが、どうやら大丈夫なようです。いまから、ドキドキしています。
と語っている。

わたしはプリークネスS.を勝って3冠を目指すビッグブラウンとカジノドライヴの対決を見たい。

2008年5月11日日曜日

2008年ピーターパンS.のディレイ映像

カジノドライヴの出走するピーターパンS.のライヴ映像はどこかでやってないのかと思って探したら、10分ぐらいの遅れでリプレイを流しているサイトを見つけました。

NYRA(New York Race Association) on RaceReplay.com

観る前にメールアドレス、名前、国、郵便番号の登録が必要。上のページの
If you have not registered yet click here.
の「here」から登録。「Country」と「State/Province」は「Other」を選べばよいです。電話番号は入力の必要はありません。
2分ぐらいしたらパスワードが送られてくるからそれを使ってログイン。

手続きが面倒だけどベルモントS.でお世話になる可能性もあるからやって損ではないはず。あとYoutubeよりきれいな映像で見られると思う。

ログイン後は、左上部のReplays>Belmont Park>(5月)10日>右の[9]を選択、で観れます。

観るのにはRealPlayerが必要。持っていない方はリアルプレイヤーからダウンロードしてください(無料版でOKです)。
OSがWindows2000/Meの方で最新版がダウンロードできない方はこちら。右下の方にある「RealPlayer 10.5(Japanese)」から旧バージョンをダウンロード可能。

RealPlayer10.5の導入はこちらのPoint9までを参考にするとよいでしょう。

ピーターパンステークスの発走は日本時間11日午前6時15分。ちなみにピーターパンS.についてはこのサイトこのブログが詳しい。

■2008年5月11日追記
■ピーターパンステークスだけ見るならNTRAかYouTubeの方が早いですよ。
Peter Pan S. - May 10. 2008 - NTRA
YouTube - Casino Drive - 2008 Peter Pan Stakes

2008年5月10日土曜日

2008年ピーターパンS.出馬表、血統、成績

カジノドライヴの出走する米・G2ピーターパンS.(9f、ベルモントパーク競馬場)の出走馬と枠順が発表されました。

出走馬は全9頭。カジノドライヴは1番枠、スパークキャンドルは5番枠に入った。発走は17時15分(日本時間11日6時15分)。

4番のデピュティヴィルはセン馬。他は牡馬。
順に馬名、(騎手)、父、母父。英語表記の馬名をクリックすると5代血統表が見られます。

1 カジノドライヴ(K.デザーモ)、Mineshaft, Deputy Minister
2 トムシト Tomcito(C.ヴェラスケス)、Street Cry, Eastern Echo
3 ミントレーン Mint Lane(E.コア)、Marias Mon, Coquiastador Cielo
4 デピュティヴィル Deputyville(J.エスピノーザ)、Deputy Warlock, Personal Flag
5 スパークキャンドル(J.シャヴェス)、A.P.Indy, Rahy
6 ゴールデンスパイクス Golden Spikes(E.プラード)、Seeking the Gold, A.P.Indy
7 レディーズエコー Ready's Echo(J.ヴェラスケス)、More Than Ready, Kingmambo
8 コズミック Cosmic(J.カステリャーノ)、El Prado, Seeking the Gold
9 ファストトーキング Fast Talking(A.ガルシア)、Hennessy, Allens Prospect


■外国馬の主な成績。
トムシト 7[4,1,1,1]。2歳時にペルーGⅠ2勝、2着1回。米移籍後フロリダダービー(GⅠ)3着がある。

ミントレーン 6[2,1,1,2]。今年フェデリコテシオS.(ピムリコ競馬場、9f)2着。

デピュティヴィル 7[2,1,2,2]。フェデリコテシオS.3着。

ゴールデンスパイクス 7[2,2,0,3]。イリノイダービー(G2,9f)2着。

レディーズエコー 3[1,2,0,0]。

コズミック 6[2,1,2,1]。

ファストトーキング 4[2,0,0,2]。

下の3頭はステークスレースの出走(好走)経験はないようだ。というわけで内枠に有力馬が集合。特にトムシトとゴールデンスパイクスに注意か。意外とスパークキャンドルも怪しいのだが。

ここで賞金を稼がなくてもベルモントS.には出れるんだから無理に狭いところに入らずゆっくり回ってきてください。

2008年5月4日日曜日

ピーターパンS.とベルモントS.の関係

1975年から2007年までのピーターパンS.の着順とベルモントS.の着順の関係を集計した。

ベルモントS.の結果【1着、2着、3着、4着以下】出走回数
ピーターパンS.1着馬【3,1,3,13】/20
ピーターパンS.2着馬【1,0,3,6】/10
ピーターパンS.3着馬【1,0,0,8】/9

見方はわかりますか。1975年から2007年のピーターパンステークス1着馬はベルモントS.に20頭出走して、ベルモントS.1着3回、2着1回、3着3回、4着以下13回ということです。

ちなみにベルモントS.の毎年の出走頭数は平均9.84頭(1975年から2007年の平均)。単純に10分の1の確率で勝てると仮定しても、ピーターパンS.1着なら互角の成績を上げられる可能性は充分高い。

ただし上は過去33年分の集計。過去15年に限ると、
ピーターパンS.1着馬【0,0,3,6】/9
ピーターパンS.2着馬【1,0,1,1】/3
ピーターパンS.3着馬【1,0,0,4】/5

であり、ピーターパンS.1着馬は9頭がベルモントS.に出走して3着までというのも少し気になる(2,3着馬が来ているんだから問題ないとも言えるが)。