交配相手については次の6頭の中から選ばれます。なお、フランケルについては引退直後に否定されています。 ウェレット氏は最近も、「(フランケルについては検疫という問題もあるが)そもそも産駒デビュー前の種牡馬をつけるつもりはない」というようなことを述べていました。下の6頭だと一番下の Northern Meteor だけが現2歳が初年度産駒であるという若さでそれ以外は実績十分の種牡馬ばかりです。Northern Meteor 産駒もすでに2歳G1でワンツーを決めるなど活躍しています。
- Redoute's Choice
- Fastnet Rock
- Exceed and Excel
- More Than Ready
- Casino Prince
- Northern Meteor
まあエクシードアンドエクセルは今シーズンの豪リーディングがほぼ確定しており、お相手に最もふさわしい1頭であるのは間違いないところです。代表産駒はフランケルの2着を何度も続け、英仏でG1を3勝したエクセレブレーションや今年の豪G1ゴールデンスリッパー勝ち馬オーヴァーリーチなどです。
また相手牝馬しだいで中距離の活躍馬も出る09-10リーディングのリダウツチョイスや11-12リーディングのファストネットロックと比べると、距離持ってもマイルまでの傾向がはっきりしているエクシードアンドエクセルのほうが良いかも知れません。中距離以上をこなせても古馬になって英愛仏からの移籍馬が加わると厳しい戦いを強いられることが多いのが豪の中長距離路線ですから。反対に豪短距離で上位にあれば世界中どこでも通用する可能性が高いわけで、短距離王国のオーストラリアで最強馬に君臨したブラックキャビアの卓越さを損なわない最高の相手といえるでしょう。
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