2013年7月15日月曜日

米G1ユナイテッドネイションズS.、ビッグブルーキトゥンがG1初勝利

7月6日に行われた米G1ユナイテッドネイションズS.(芝11ハロン、3歳以上)は、後方2,3番手を追走した2番人気ビッグブルーキトゥンが最後の直線入り口で最内を突いて抜け出すと、2011年の勝ち馬チークスノースに1・1/4馬身差をつけて勝ち、重賞2勝目、G1初勝利を挙げました。

最後方追走の7番人気ハングオーヴァーキッドが外を回って3着。昨年のBCターフ勝ち馬リトルマイクは逃げて4着(1番人気)で上位3頭より2.3kg重い斤量もちょっと分が悪かったです。


ビッグブルーキトゥンは父キトゥンズジョイ、母スペントゴールド、母の父アンアカウンテッドフォーという血統の5歳牡馬。キトゥンズジョイ産駒のG1勝ちはこれが2頭目でどちらも芝での勝利です。また2頭ともまたロベルトの4×4という共通点もあります。

ここまで重賞5戦して【1-2-2-0】と安定しており、そのうちの3着1回は米G1ガルフストリームパークH.(芝9ハロン)3着です。また前走の米G2モンマスS.でビッグブルーキトゥンに1・1/4馬身差をつけて勝ったボイストレスはこの次週の米G1 マンノウォーS.(芝11ハロン)を勝ちました。


ブラウン調教師によると次走は8月17日の米G1ソードダンサーS.(芝12ハロン)または同日の米G1アーリントンミリオン(芝10ハロン)へ。アーリントンミリオンであればボイストレスとの再戦になる可能性が高い。リトルマイクもアーリントンミリオンでほぼ決定のようです。

ちなみに今年1月を最後に出走していないハットトリック産駒で昨年の米G1ジャマイカH.(芝9ハロン)勝ち馬のキングデヴィッドについても、今年春頃の情報ではアーリントンミリオンが夏の目標と陣営の言及があったように記憶していますが、その後音沙汰がないのでもう出てこないかもしれませんね。

2013年ユナイテッドネイションズS.のレース映像。2番枠発走の赤の帽子がビッグブルーキトゥン。


ユナイテッドネイションズステークス(United Nations Stakes)
2013年7月6日、アメリカ・モンマスパーク競馬場、芝9ハロン
3歳以上、G1、8頭、Firm、レース結果(PDF)、総賞金 50万ドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ビッグブルーキトゥン
Big Blue Kitten
5牡
3.5倍
J.ブラーヴォ
53.5kg
2分11秒9816戦【9-2-4-1】
重賞2勝目
2チークスノース
Teaks North
6セン
8.6倍
E.カストロ
53.5kg
1・1/427戦【9-3-2-13】
米芝G1を2勝
3ハングオーバーキッド
Hangover Kid
5牡
48.0倍
G.サエズ
53.5kg
117戦【5-4-3-5】
重賞初出走

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