2013年7月5日金曜日

愛G1プリティーポリーS.、アンビヴァレントが逃げ切りG1初勝利

6月30日に行われた愛G1プリティーポリーS.(芝10ハロン、3歳以上牝馬)は、逃げた6番人気のアンビヴァレントが3番手追走の1番人気ワズを1/2馬身抑えて優勝し、重賞初勝利をG1で挙げました。

昨年の英オークスでワズの2着し、愛オークスはグレートヘヴンズから3馬身差2着しているシロッコスターがさらにクビ差の3着でした。


アンビヴァレントは父オーソライズド、母ダレリー、母の父ダルシャーンという血統のアイルランド産馬。甥に仏G1アベイユドロンシャン賞勝ち馬トータルギャラリーがいます。

昨年は重賞2戦して英牝馬G2で5着1回。今年初戦の英G2ミドルトンS.(芝10ハロン、4歳以上牝馬)は1馬身差の2着。前走の英G3ピナクルS.(芝12ハロン、4歳以上)は2・1/2馬身差の3着と、今年2戦はどちらも好走していました。

次走は8月3日の英G1ナッソーS.(芝10ハロン)ではなく8月22日の英G1ヨークシャーオークス(芝12ハロン)に向かう模様。ヴァリアン調教師は「12ハロンは問題ないし、ミドルトンS.を走らせてヨーク競馬場は合っていると分かったから」とのこと。

ちなみに準重賞2着のある母ダレリーはサンデーサイレンスを種付けするために日本に輸入されたことがあり、2002年に英国で誕生したサンデーシンフォニーは34戦3勝、準重賞2着1回の成績をあげました。


2013年プリティーポリーS.のレース映像。


プリティーポリーステークス(Oxigen Environmental Pretty Polly Stakes)
2013年6月30日、アイルランド・カラ競馬場、芝10ハロン
3歳以上牝馬、G1、9頭、Good To Firm、レース結果、1着賞金12万ユーロ
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1アンビヴァレント
Ambivalent
4牝
11倍
J.ムルタ2分04秒8310戦【4-1-2-3】
重賞初勝利
2ワズ
Was
4牝
3.5倍
J.オブライエン1/29戦【2-1-3-3】
G1【1-1-2-1】
3シロッコスター
Shirocco Star
4牝
6.5倍
K.ファロンクビ11戦【1-6-2-2】
重賞9戦【0-5-2-2】

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