2012年9月5日水曜日

智G1ミルギニー、ノーブルベイェサが重賞初勝利

9月1日に行われた智G1ミルギニー(ダート1600m、3歳牝馬)は、2走前の智G1タンテーオ・デ・ポトランカス(ダート1500、2歳牝馬)で10馬身差5着だったノーブルベイェサが2番手追走から最終コーナーで先頭に立ち最後の直線で抜け出すと、ゴール直前で同2着サボアトリオンフォに追い上げられましたがクビ差凌いで優勝し、重賞初勝利をG1で挙げました。

タンテーオ・デ・ ポトランカス勝ち馬でノーブルベイェサとオーナーブリーダーが同じヴィエネカンタンドは、離れた中団追走から内を突いて追い込んだもののさらに2馬身差の3着までで、"タンテーオ"の5,2,1着馬の順に決まっています。今回の2,3着馬を前走の智G2で2馬身負かして優勝していたエリセオが4着。


ノーブルベイェサは父ハッピーハンティング(その父シーキングザゴールド)、母フォンテロカ(未出走)、母の父ロイという血統。これがセカンドクロップのハッピーハンティングにとって産駒の重賞初勝利です。

ミルギニー(と8日の3歳牡馬の智G1ドスミルギニー)はチリ競馬場3歳3冠の第1戦。またタンテーオ・デ・ポトランカスとミルギニーが同牝馬3冠第1戦と第2戦です。

次走は不明ですがチリ競馬場3歳3冠第2戦は9月29日の智G1グランクリテリウム・マウリシオセラーノパルマ(ダート1900m、3歳牡牝)で、これは昨年、牝馬相手に圧勝しまくったミルギニー勝ち馬アマニの無敗が途切れたレースです。とはいえ牝馬3冠第3戦は11月10日だから第2戦に向かうんじゃないでしょうか。

2012年ミルギニーのレース映像。ゲート向かって左から4頭目、7Aの枠から発走する赤の帽子がノーブルベイェサ。


ミルギニー(Premio Mil Guineas)
2012年9月1日、チリ・チリ競馬場、ダート1600m
3歳牝馬、全馬55kg、G1、14頭、レース結果、Normal

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ノーブルベイェサ
Noble Belleza
3牝
2.2倍
H.Berrios1分37秒355戦【3-0-0-2】
芝は1戦し27馬身差最下位
2サボアトリオンフォ
Sabor a Triunfo
3牝
5.8倍
H.Ulloaクビ7戦【1-2-4-0】
G1で2着2回目
3ヴィエネカンタンド
Viene Cantando
3牝
2.2倍
O.Ulloa27戦【3-3-1-0】
前走まで重賞で【2-2-0-0】

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