ブルーバンティングの5代血統表。栗山求さんの解説はこちら(栗山求ブログ: ダービーダン方式の至宝 Dynaformer(1))
2分42秒97 の決着という不良馬場で行われた愛オークスは、重賞2連勝中でこのあと牡馬相手に重賞を勝つバニンパイヤが内から伸びて先頭でゴールしようとするところを、残り1ハロンで外に出したブルーバンティングが残り100mでも前に3頭いましたが、ゴール直前で短アタマ差だけ差し切って優勝しました。
英オークス馬でのちに独オークスも勝つダンシングレインは5着でした。
2011年アイリッシュオークスのレース映像。中団最内を進むゴドルフィンの勝負服がブルーバンティング。
アイリッシュオークス(Darley Irish Oaks)
2011年7月17日、アイルランド・カラ競馬場、芝12ハロン
3歳牝馬、G1、9頭、Yielding、レース結果
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績(7月17日現在) 主な成績 |
1 | ブルーバンティング Blue Bunting | 3牝 3.5倍 | F.デットーリ | 2分42秒97 | 6戦【4-1-0-1】 英1000ギニー1着 |
2 | バニンパイヤ Banimpire | 3牝 9倍 | K.マニング | 短アタマ | 12戦【6-1-2-3】 英G2リブルスデイルS.1着 |
3 | ワンダーオブワンダーズ Wonder Of Wonders | 3牝 2.25倍 | R.ムーア | 1/2 | 6戦【2-2-1-1】 英オークス2着 |
初の古馬牝馬との対戦になったヨークシャーオークスは、ブルーバンティングが1番人気、2走前に牡馬相手のG2プリンスオブウェールズS.を8馬身差で勝っていたクリスタルカペラが2番人気でした。
残り1ハロンでブルーバンティングが抜け出したところを、前走G2ランカシャーオークス2着で5戦パーフェクト連対のヴィタノヴァがしぶとく追い上げましたが、ブルーバンティングがしのぎきって優勝しました。
クリスタルカペラは4着。3月20日から8月7日のロイヤルウィップS.優勝までのあいだに9戦6勝、重賞のみに限っても8戦5勝のバニンパイヤはさすがに疲れがあったのか7・1/4馬身差の5着に敗れています。
2011年ヨークシャーオークスのレース映像(YouTube、埋め込み不可なのでリンク先で)
中団最内ゴドルフィンの勝負服がブルーバンティング、ヴィタノヴァは赤い勝負服です。
ヨークシャーオークス(Darley Yorkshire Oaks)
2011年8月18日、イギリス・ヨーク競馬場、芝12ハロン
3歳以上牝馬、G1、8頭、Good To Soft 、レース結果
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ブルーバンティング Blue Bunting | 3牝 3.75倍 | F.デットーリ | 2分35秒34 | 7戦【5-1-0-1】 愛オークス1着 |
2 | ヴィタノヴァ Vita Nova | 4牝 5.5倍 | T.クウィリー | 3/4 | 6戦【3-3-0-0】 G2ランカシャーオークス2着 |
3 | ワンダーオブワンダーズ Wonder Of Wonders | 3牝 9倍 | S.へファナン | 3・3/4 | 7戦【2-2-2-1】 英オークス2着 |
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