2012年4月29日日曜日

仏G1ガネー賞はシリュスデゼーグルが8馬身差の逃げ切り圧勝でG1連勝

4月29日に行われた仏G1ガネー賞(芝2100m)は、前走G1ドバイシーマクラシックを勝ったシリュスデゼーグルが単勝1倍台に支持され、スタートから先手を取って逃げると、残り200mでさらに後続を突き離し、2着に8馬身差をつける圧勝でG1競走3勝目を挙げました。

8馬身差の2着に前走G2アルクール賞(芝2000m)を3馬身差で勝って重賞初勝利を挙げたばかりのジオフラが、さらに2馬身差3着には昨年の凱旋門賞15着以来の出走だったジョッケクルブ賞(仏ダービー)勝ち馬リライアブルマンが入っています。

レースの連続写真はこちらこちら。レース映像。


シリュスデゼーグルはこれでG1英チャンピオンS.(芝10ハロン、2着ソーユーシンク)1着、G1香港カップ(芝2000m)5着、メイダンホテル賞(AW1900m)2着、G1ドバイシーマクラシック(芝2410m)1着という近走です。

昨年も馬場の悪かった仏G3ゴントートビロン賞(芝2000m)を8馬身差で、仏G2ドーヴィル大賞典(芝2500m)を10馬身差で圧勝しており、本格化してからは特に道悪馬場で圧倒的な強さを見せています。

(ちなみに香港カップの勝ち馬はカリフォルニアメモリー。ルーラーシップが勝ったクイーンエリザベス2世カップの5着馬)


またガネー賞の2レース前に行なわれた仏G3ヴァントー賞(3歳牝馬、芝1850m、レースの写真)は、前走2000mの準重賞で1/2馬身差2着だった Trois Lunes が勝ちました。クビ差2着に今年初戦のサガワラ Sagawara が入っています。このサガワラは昨年9月30日の条件戦エスメラルダ賞でデビューしており、それを3・1/2馬身差で負かしたのが、エスメラルダ賞がデビュー2戦目だったディープインパクト産駒ビューティーパーラーです。

ディープ産駒ビューティーパーラーがフランスでデビュー2連勝

ガネー賞(Prix Ganay)
2012年4月29日、フランス・ロンシャン競馬場、芝2100m
4歳以上、G1、6頭、総賞金300万ユーロ
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1シリュスデゼーグル
Cirrus des Aigles
6牡
1.7倍
O.ペリエ
58kg
2分18秒9042戦【15-16-5-6】
英G1チャンピオンS.1着
2ジオフラ
Giofra
4牝
4.3倍
M.ギュイヨン
56.5kg
85戦【3-1-0-1】
2走前に準重賞3馬身差勝利
3リライアブルマン
Reliable Man
4牡
5.3倍
G.モッセ
58kg
27戦【4-0-2-1】
G1フランスダービー1着

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