(追記:理由は不明ですが、ボビーディジョブは出走しないようです。)
表記の注意
- 次のように省略することがある(f=ハロン、S.=ステークス、T.=トロフィー、C.=カップ、D=ダート、AW=オールウェザー、米BC=ブリーダーズカップ、英BC=ブリティッシュチャンピオンシリーズ)
- 主な成績で2011年以降のレースは施行年を記載しない。
- リンク先は主に当ブログ過去記事だが、他サイト・ブログの場合もある。
- 内容の正確性は保証しない
2012年3月31日(日本時間23時25分)、ドバイ・メイダン競馬場、AW1900m
総賞金200万米ドル、1着賞金120万米ドル
北半球産3歳55.0kg、南半球産3歳59.5kg、牝馬2kg減、公式サイト出馬表(英語)
グリーンチャンネル放送予定(無料)
枠 番 馬 番 | 馬名 英語表記(生産国) | 性齢 斤量 騎手 | 通算成績、重賞成績(ローカル含む) 主な成績 |
1 | ラッキーチャッピー Lucky Chappy(IRE) | 3牡 55.0kg A.ガルシア | 7戦【2-3-1-1】、3戦【0-1-1-1】 米G1BCジュベナイルターフ(芝1マイル)4着 |
2 | ブラーノ Burano(IRE) | 3牡 55.0kg K.ファロン | 7戦【1-2-0-4】、1戦【0-0-0-1】 G3 UAE2000ギニー(AW1600m)8着 準重賞メイダンクラシック(AW1600m)1着 |
3 | メリタイマー Maritimer(CAN) | 3牝 55.0kg G.スコフィールド | 6戦【3-2-0-1】、1戦【0-0-0-1】 加G3サマーS.(芝8ハロン)4着 加AW戦で2連勝 |
4 | バラダセール Balada Sale(ARG) | 4牝 57.5kg C.ルメール | 6戦【5-0-0-1】、3戦【3-0-0-0】 亜G1亜1000ギニー(D1600m)1着 亜G1亜オークス(D2000m)11馬身差1着 |
5 | ゲンテン Genten(JPN) | 3牡 55.0kg C.ウィリアムズ | 6戦【2-1-1-2】、2戦【0-0-1-1】 G2デイリー杯2歳S.(芝1600m)3着 |
6 | ミックダーム Mickdaam(IRE) | 3牡 55.0kg C.スミヨン | 6戦【2-1-1-2】、1戦【0-1-0-0】 G3 UAE2000ギニー2着 準重賞アルバスタキヤ1着 |
7 | ダディーロングレッグス Daddy Long Legs(USA) | 3牡 55.0kg C.オドノヒュー | 4戦【2-0-0-2】、3戦【1-0-0-2】 英G2ロイヤルロッジS.(芝8f)1着 米G1BCジュベナイル(D8.5f)12着 |
8 | ヤンチェキアン Yang Tse Kiang(FR) | 3牡 55.0kg T.ジャルネ | 5戦【2-2-1-0】、1戦【0-1-0-0】 仏G3コンデ賞(芝1800m)2着 |
9 | キングレット Kinglet(USA) | 3牡 55.0kg L.デットーリ | 7戦【3-1-2-1】、1戦【1-0-0-0】 G3 UAE2000ギニー1着 準重賞アルバスタキヤ(AW1900m)9着 |
10 | フォールズオブローラ Falls of Lora(IRE) | 3牝 53kg M.バルザローナ | 7戦【3-1-0-3】、2戦【1-0-0-1】 仏G1マルセルブサック賞(芝1600)5着 G3 UAEオークス(AW1900m)1着 |
11 | エンティファーダ Entifaadha(GB) | 3牡 55.0kg R.ヒルズ | 5戦【2-1-1-1】、2戦【1-0-1-0】 英G3エイコムS.(芝7ハロン)1着 準重賞メイダンクラシック2着 |
12 | レッドデューク Red Duke(USA) | 3牡 55.0kg T.クウィリー | 6戦【2-1-2-1】、4戦【1-1-1-1】 英G2スーパーレイティヴS.(芝7f)1着 |
13 | ロウト Wrote(IRE) | 3牡 55.0kg R.ムーア | 5戦【3-0-2-0】、2戦【1-0-1-0】 米G1BCジュベナイルターフ1着 英G2ロイヤルロッジS.3着 |
14 | ヘルメット Helmet(AUS) | 3牡 59.5kg K.マケヴォイ | 12戦【6-0-3-3】、9戦【4-0-5-0】 豪G1コーフィールドギニー(芝1600m)1着 G1競走3勝 |
南半球産馬は北半球産馬に比べて斤量が重く設定されるが、過去5年中3年は南半球産馬が制している。またUAE2000ギニーや前哨戦の準重賞アルバスタキヤの上位陣はその実績どおり走ることが多く信頼度は高い。
アルゼンチン産馬は(まだダート施行時のことだが)07年アジアティックボーイ、08年オナーデビルと2連覇しており、そのアルゼンチンオークスで圧勝したのがバラダセール。逃げて直線に入ると後続をグングン突き離し11馬身差をつけました。その後、吉田勝己氏が購入しています。11月のオークス以来の出走である点は気になる。
(回避)同じ南米でもボビーディジョブはウルグアイで2冠を制したブラジル産馬。3歳三冠第2戦目のジョッキークラブ大賞(D2000m)はのちのダービー馬に8馬身差をつけて圧勝している。後続を大きく離して逃げる特徴的なレースをします。
UAE2000ギニーの勝ち馬であるキングレットはその次走の準重賞アルバスタキヤで距離が伸びたためか凡走した。その2000ギニーで1/4馬身差2着し、アルバスタキヤで勝ったミックダームの方が信頼できそう。また昨年はオークスとダービーの連勝が見られたが、今年のオークスは時計が遅かったので、フォールズオブローラによる2年連続のダブルは無さそうか。
A.オブライエンの2頭、ダディーロングレッグスとロウトはロイヤルロッジS.(芝8ハロン)で直接対決しており、前者が約4馬身差先着して優勝したが、後者は父ハイシャパラルで距離伸びて逆転すると思う。
アメリカのラッキーチャッピーもハイシャパラル産駒。BCジュベナイルターフ(芝8ハロン)ではロウトから4馬身差4着。2月の米G3エルカミノリアル ダービー(AW8.5ハロン)ではハナ差2着。後方からコーナーで外を回って追い込んでくるタイプなので少しでも直線が長くなることは歓迎できる。ちなみ にキトゥンジョイS.(芝8.5ハロン) でラッキーチャッピーを負かしたのが、その次走米G3を勝ったハットトリック産駒ハウグレートなので、そういう点でも注目。
一昨年は豪州産馬のワンツーでしたが、豪G1を3勝しているヘルメットは近走がいまいちだし、血統的に距離伸びて良いとも思わないので扱いが難しい。
フランスのヤンチェキアンは種牡馬カヤージの最後の世代。前走3月のAW1900m戦で2馬身差をつけて快勝してここへ。また10月の仏2歳G3コンデ賞(芝1800m)で2着し、そのとき2馬身後方で4着だった Tifongo はその次走の仏G1クリテリウム・ド・サンクルー(芝2000m)で1着から3・1/2馬身差5着(8頭立て)。
ボビーディジョブがいなくなったので、ハイペースになる確率は下がりましたが、距離実績は重視して、自信は無いが印をつけるなら次のとおり。
◎バラダセール
○ミックダーム
▲ヤンチェキアン
△ヘルメット
△ロウト
△ゲンテン
ボビーディジョブが出走しないなら見る価値半減したように思う。
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