遠征2戦目だったファリダット(武豊騎手騎乗)は中団追走しましたが、最後の直線で離されブービー9着でした。前走は13頭立て9着。まあAW適性が無いんでしょう。なお、ベストターンドアウト賞(手入れが行き届き、パドックで最も美しく見えた馬に贈られる)に選ばれています。
勝ったレイナルドザウィザードは父スパイツタウン、母ホリデイランナー、母の父メドウレイクという血統のケンタッキー州産馬。アメリカでデビューし2戦目の米G2で7馬身差3着。2010年以降は前走までドバイで10戦しています。昨年は今回と同じAW1200mの条件戦でも負けていましたが、それを除けばメイダンのAW1200mでは安定した成績ですから、当時は一時的に調子をくずしていたのかもしれません。
前走今年1月の条件戦で今回3着だったバルモントマストを1/4馬身差下して優勝していました。そのバルモントマストはその次走2月のドバイG3アルシンダガスプリント (AW1200m)で昨年のG1ドバイゴールデンシャヒーン勝ち馬でもあるクリプトンファクターに1/4馬身差の4着(クリプトンファクターは今回3着)。
今回のレースを見る限り、レイナルドザウィザード=クリプトンファクター > バルモントマストという力関係ははっきりしてそう。
2013年マハーブ・アル・シマールのレース映像。
マハーブ・アル・シマール
(Mahab Al Shimaal Sponsored By Emirates Skywards )
2013年3月9日、ドバイ・メイダン競馬場、AW1200m
全馬57kg、G3、10頭、レース結果、総賞金20万米ドル
着 順 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | レイナルドザウィザード Reynaldothewizard | 7セン | R.マレン | 1分11秒89 | 17戦【6-1-2-8】 08年に米G2で7馬身差3着 |
2 | クリプトンファクター Krypton Factor | 5セン | K.ファロン | 4 | 24戦【8-6-4-6】 昨年ドバイG1勝ち |
3 | バルモントマスト Balmont Mast | 5セン | J.ムルタ | 1・1/2 | 24戦【4-4-5-11】 愛AW1200m準重賞1勝 |
0 件のコメント:
コメントを投稿