日本から参戦のトレイルブレイザーは2、3番手を先行しましたが、最終コーナー出口で置かれ始め、1着から2.41秒差の10着に敗れました。ちなみに8着が昨年のBCターフ勝ち馬リトルマイク、9着が昨年のドバイワールドカップ勝ち馬モンテロッソでした。
区間ラップと通過順位はこのURLで確認できますが、トレイルブレイザーなど先行馬に厳しい流れだったようですね。トレイルブレイザーの次走は不明。
ハンターズライトは父ドバウィ、母ポートマントー、母の父バラシアという血統のアイルランド産馬。2代母がダルシャーンの全妹で、近親にダーレミ、リワルディングの姉弟などG1馬多数。また、ドバウィ×バラシアという組み合わせはモンテロッソと同じ。
2走前11月の伊G1ローマ賞(芝2000m)でG1初勝利。前走のG2アルマクトゥームチャレンジラウンド2(AW1900m)は今回4着のサーファーに3・1/4馬身差を、同3着のプリンスビショップに3・3/4馬身差をつけて勝っていました。
オールウェザー馬場は5戦4勝2着1回(2着はデビュー戦)と好成績。また近6走は全て重賞を走り、仏G2ドラール賞(芝1950m)でシリュスデゼーグルに9馬身差2着に敗れた以外は全勝で力をつけてきました。まあイギリスの芝より、仏伊の芝やトルコ、ドバイのオールウェザーのほうが得意なだけと言うこともできますが。
成長か適正かはともかく、トレイルブレイザーやリトルマイクの直後から末脚衰えずに伸びる完勝で次走ドバイWCも最有力。米アニマルキングダムらも加わる本番が楽しみです。
2013年アルマクトゥームチャレンジラウンド3のレース映像。右から3頭目の発走がトレイルブレイザー。その一つ左の枠がハンターズライト。
アルマクトゥームチャレンジラウンド3(Al Maktoum Challenge R3)
2013年3月9日、ドバイ・メイダン競馬場、AW2000m
全馬57kg、G1、13頭、レース結果、総賞金40万米ドル
着 順 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ハンターズライト Hunter's Light | 5牡 | S.デソウサ | 2分03秒65 | 17戦【9-2-2-4】 重賞5勝目 |
2 | カシアーノ Kassiano | 4セン | W.ビュイック | 2・3/4 | 10戦【7-2-1-0】 重賞初出走 |
3 | プリンスビショップ Prince Bishop | 6セン | R.ムーア | 1/4 | 18戦【6-1-3-8】 昨年も3着。2010年仏重賞2勝 |
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