2013年2月15日金曜日

米G1ガルフストリームパークターフH.、ポイントオブエントリーがG1競走4勝目

2月9日に行われた米G1ガルフストリームパークターフH.(芝9ハロン、4歳以上)は、昨年のBCターフ2着ポイントオブエントリーが残り200mで一昨年のケンタッキーダービー馬アニマルキングダムを交わして優勝し、G1競走4勝目を挙げました。重賞は5勝目。ちなみにこれ以前の重賞4勝はすべて芝11ハロン以上でした。10ハロン以下の重賞に出走したこと自体今回が初めて。

昨年11月の米G1ハリウッドダービー(芝10ハロン、3歳)勝ち馬アンブライドルドコマンドがそれ以来の出走で3着に入り、G1馬3頭が3着まで独占。上位3頭の上がり3ハロンはそれぞれ33秒68、33秒94、33秒68でした。


ポイントオブエントリーは父ダイナフォーマー、母マトラチャパス(米3戦2勝)、母の父シーキングザゴールドという血統。半姉に米G1を2勝したパインアイランド。ポイントオブエントリーとバーディバーディとはそっくりな血統です。

昨年7月の米G1マンノウォーS.(芝11ハロン)、8月の米G1ソードダンサー招待S.(芝12ハロン)、9月の米G1ジョーハーシュターフクラシック招待S.(芝12ハロン)を3連勝して挑んだ前走の米G1 BCターフは前走負かしたリトルマイクに1/2馬身差届かず2着に敗れていました。

ドバイシーマクラシック遠征は行わず今後は5月の米G1ターフクラシックS.へ。夏のアーリントンミリオンを中間目標に、最終目標はBCターフであるとのこと。今回の9ハロン勝ちを見るとドバイワールドカップのAW2000mもこなせそうですが。

アニマルキングダムはドバイワールドカップへ。今回は2着でしたが、向こう正面でスローと見るやするすると先頭に立った機動力はヴィクトワールピサやモンテロッソのような過去2年の勝ち馬に似て勝機ありそうですね。問題は故障が多いことで昨年は回避することになったので無事に出走できるかどうか。

2013年ガルフストリームパークターフH.のレース映像(YouTube)。外目先行の黒の勝負服がポイントオブエントリー。

ガルフストリームパークターフハンディキャップ(Gulfstream Park Turf Handicap)
2013年2月9日、アメリカ・ガルフストリームパーク競馬場、芝9ハロン
4歳以上、G1、6頭、Firm、レース結果、総賞金30万ドル

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ポイントオブエントリー
Point of Entry
5牡
3.1倍
J.ヴェラスケス1分47秒0016戦【8-3-1-4】
G1競走4勝目重賞5勝目
2アニマルキングダム
Animal Kingdom
5牡
1.8倍
J.ロザリオ1・1/410戦【4-5-0-1】
ケンタッキーダービー
米G1 BCマイル2着
3アンブライドルドコマンド
Unbridled Command
4牡
4.9倍
J.カステリャーノ1・1/411戦【6-1-3-1】
重賞2勝、前走G1勝ち

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