ヴェイロンは中団の内を追走。4コーナーで先行馬が数頭分内をあけて回ると、ヴェイロンはその開いた内を進んで、最後の直線に入ってすぐに抜け出しました。後方を進んだ2頭レディキプリングとジェイセピナは大外を回る距離損も大きく、追い上げた頃にはヴェイロンが先頭でゴールしていました。
レディキプリングは4走前にG2カルイスズステークス(芝1600m)勝ち。ヴェイロンが2着した、3走前のG1ザビールクラシック(芝2000m)は4着でした。
ジェイセピナは前走ワイカトドラフトスプリント4着。1月の新G1テレグラフH.(芝1200m)を勝ったときに「1600mのブリーダーズS.12着とマイヤークラシック15着に終わっています。前走1200mのリステッド勝ち。短い方が良さそうです。」と書いたのですが、その2走後にマイルで走ってきました。
なお、2008年にG1香港カップを優勝した8歳馬イーグルマウンテンが(7日のトライアルを1回使って)約2年ぶりに競走復帰しましたが、1着から12馬身差の9着でした。イーグルマウンテンは2010年に種牡馬入りしましたが、受精率に問題があったために種牡馬を引退していました。ほかに07年英ダービー2着、08年BCターフ2着などの成績を残しています。
2012年G1ハウヌイファームクラシックのレース映像(要登録)。
ハウヌイファームクラシック(Haunui Farm Group One WFA Classic)
2012年2月25日、ニュージーランド・オタキ競馬場、芝1600m
3歳以上、G1、10頭、レース結果、
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ヴェイロン Veyron | 6セン 2.2倍 | M.ミルズ 59kg | 1分34秒03 | 19戦【12-3-0-4】 重賞3勝目 |
2 | レディキプリング Lady Kipling | 4牝 9.9倍 | L.オールプレス 57kg | 1 | 21戦【7-2-2-10】 G1ザビールクラシック4着 |
3 | ジェイセピナ Guiseppina | 5牝 3.9倍 | J.マクドナルド 57kg | 1・1/4 | 14戦【6-1-2-5】 新G1テレグラフH.1着 |
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