2011年12月23日金曜日

G1キャッシュコールフューチュリティ、リエゾンがG1初勝利

2011年12月17日に行われた今年最後の米2歳G1キャッシュコールフューチュリティは、前走でこことおなじハリウッドパーク競馬場・オールウェザー8.5ハロンのリアルクワイエットS.を勝っていた2番人気のリエゾンが優勝し、G1初勝利を挙げました。昨年もリアルクワイエットS.の勝ち馬がキャッシュコールフューチュリティを制しています。

リエゾンの父インディアンチャーリーがこの2日前に16歳で死亡したばかりでした。リエゾンの5代血統表。ちなみに5戦4勝だったインディアンチャーリーの唯一の敗戦はケンタッキーダービーであり、リアルクワイエットの3着に敗れていました。

複数の牝馬チャンピオンをだしフィリーサイヤーとして有名だったインディアンチャーリーは、昨年は牡馬のアンクルモーが2歳チャンピオンに輝き、今年のケンタッキーダービーで本命視されていたものの、肝臓の異常で回避していました。リエゾンは来年、ケンタッキーダービーのタイトルを父にプレゼントできるでしょうか。


キャッシュコールフューチュリティのクビ差2着は、リアルクワイエットS.でリエゾンから1/2馬身差2着だったラウジングサーモン。G1デルマーフューチュリティ(ポリトラック7ハロン)勝ち馬で、G1ノーフォークS.(ダート8.5ハロン)3馬身差2着だったドリルは、BCジュヴェナイル(ダート8ハロン)で10着、前走のG3(ダート8.5ハロン)7着、ここも9着と大敗が続いていて、距離を戻して短縮する方が良いかもしれません。

G1デルマーフューチュリティ3着で、G1ブリーダーズフューチュリティ(オールウェザー8.5ハロン)2着のマジェスティックシティーが1番人気でしたが10着。


2011年G1のレース映像。9番枠発走の、緑の帽子、ピンクの勝負服がリエゾン。リアルクワイエットS.のレース映像はこちら


キャッシュコールフューチュリティ(CashCall Futurity)
2011年12月17日、アメリカ・ハリウッドパーク競馬場、オールウェザー8.5ハロン
2歳、G1、13頭、Fast、レース結果(PDF)、総賞金75万ドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1リエゾン
Liaison
2牡
6.1
R.ベジャラノ1分42秒864戦【3-0-1-0】
リアルクワイエットS.1着
2ラウジングサーモン
Rousing Sermon
2牡
14.6
J.タラモクビ6戦【2-2-2-0】
2走前にステークス勝ち
3ブラザーフランシス
Brother Francis
2牡
13.2
V.エスピノーザ1・1/23戦【0-2-1-0】
前走G3で2着

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