ロックンポップは9月17日にデビュー戦を勝ったばかりで、近2走は1400m戦を2戦連続2着してここに出走していました。たった4戦でのNZ2000ギニー勝利は過去15年での最小キャリア。5代血統表。大種牡馬 Sir Tristram の5×2。母はニュージーランドダービー勝ち馬 Popsy で、ロックンポップ自身は昨年2月のセールで100万NZドル(現在のレートで約6200万円)で取引されています。
2歳G1を2勝し、2010-2011年の最優秀2歳馬に輝いたアナバンダナが1番人気で2着。ドラリオが9番人気3着。そのドラリオも出走した前走の準重賞を勝って3戦3勝としていたバーガンディ Burgundy が2番人気6着に終わっています。
アナバンダナは唯一頭の牝馬で、11日のG1ニュージーランド1000ギニーにも登録しています。現在のところ出走するつもりのようですね。
2011年ニュージーランド2000ギニーのレース映像。4番手追走がアナバンダナ、5番手がロックンポップ。
ニュージーランド2000ギニー(Sothys 39th New Zealand 2000 Guineas)
2011年11月5日、ニュージーランド・リカートン競馬場、芝1600m
3歳、G1、総賞金40万NZドル、11頭、Good、レース結果
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ロックンポップ Rock 'n' Pop | 3牡 8.5倍 | J.ブラード 56.0 | 1分35秒62 | 4戦【2-2-0-0】 準重賞2着1回 |
2 | アナバンダナ Anabandana | 3牝 2.5倍 | J.マクドナルド 54.5 | 1/2 | 9戦【5-3-1-0】 2歳G1を2勝 |
3 | ドラリオ Dollario | 3牡 46倍 | D.ジョンソン 56.0 | 1・3/4 | 14戦【3-1-6-4】 準重賞3着3回 |
また、昨年のNZ2000ギニー勝ち馬で今年2月のニュージーランドダービーも勝ったジミーシューが同5日の豪G1エミレーツS.(芝1600m)に出走しましたが、トップハンデが響いたのか4着でG1競走6勝目ならず。昨年のNZ1000ギニー勝ち馬キングスローズが2着でした。
昨年のBTCカップ(芝1200m)勝ち馬アルバートザファットが勝ち、1年半ぶりの重賞勝利です。
2011年G1エミレーツステークスのレース映像。
エミレーツステークス(Emirates Stakes)
2011年11月5日、オーストラリア・フレミントン競馬場、芝1600m
3歳以上、G1、16頭、Good、レース結果
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | アルバートザファット Albert The Fat | 7牡 17倍 | M.ザーラ 54.0 | 1分36秒50 | 31戦【11-3-3-14】 G1 BTCカップ1着 |
2 | キングスローズ King's Rose | 4牝 11倍 | L.ノーレン 53.0 | 短アタマ | 17戦【8-3-0-6】 G1 NZ1000ギニー |
3 | シークレットアドマイヤ Secret Admirer | 4牝 6.5倍 | B.アヴドゥラ 54.0 | 1 | 10戦【3-2-3-2】 G1エプソムH.などG1・2勝 |
3 | ジミーシュー Jimmy Choux | 4牡 7倍 | J.リデル 58.0 | アタマ | 23戦【12-5-2-4】 NZ G1・2勝、豪G1・3勝 |
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