2011年9月10日土曜日

豪G1ゴールデンローズ、マナワヌイが4連勝でG1初勝利


9月10日に行われた豪G1ゴールデンローズS.は、追加登録料5万豪ドル(約400万円)を払って出走したマナワヌイが4連勝でG1初勝利、1着賞金60万豪ドルを獲得し、見事に関係者の期待に応えました。1978年から調教師である現在64歳のロン・リーモン氏もG1初勝利です。

リーモン調教師「ずっと夢を持って仕事をしてきました。オーナーたちと私の妻は『あなたの夢をしっかりつかみなさい』と言ってくれました。いまがそのときでとても楽しんでいます」

スコフィールド騎手「いつも大厩舎が良い馬を持っていきます。彼(リーモン)は5、6人のスタッフを持つだけですが、マナワヌイに関してすべて正しく行ってきました。この勝利が彼にとってどういう意味があるのか分かるので、私にとっても個人的な意味があります」


2011年ゴールデンローズS.のレース映像。黄色の帽子がマナワヌイです。前走は→豪G3アップ・アンド・カミングS.、マナワヌイが4馬身差快勝


マナワヌイの5代血統表。オラトリオ産駒のG1勝ちは、英G1デューハーストS.を制した Beethoven、ニュージーランドのG1ダイヤモンドS.を Banchee が勝って以来となる3頭目です。


3戦3勝、G2トッドマンS.セポイ(その前走G1勝ち)を破り、前走のG3ラントゥザローズS.も勝って重賞2連勝中だったスマートミサイルが1番人気でしたが、短クビ差の2着でした。4月にG1サイヤーズ・プロデュースS.、G1シャンペンS.と連勝したヘルメットは、G3ラントゥザローズS.で1.3馬身差3着からの参戦でしたが、そのときよりスマートミサイルとの着差が広がる4位入線に終わりました。

ただしスマートミサイルとヘルメットは3位入線フォックスウェッジから不利を受け窮屈な競馬だったので、今後も巻き返しもありそうです。フォックスウェッジが4着降着、ヘルメットが3着に繰り上がりました。


ゴールデンローズS.(Tooheys New Golden Rose Stakes)
2011年9月10日、オーストラリア・ローズヒルガーデンズ競馬場、芝1400m
3歳、G1、6頭、レース結果
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1Manawanui
マナワヌイ
3セン
7倍
G.スコフィールド1分23秒324戦【3-0-1-0】
前走G2勝ち
2スマートミサイル
Smart Missile
3牡
2.1倍
G.ボス 短クビ4戦【3-1-0-0】
G2トッドマンS.1着
3ヘルメット
Helmet
3牡
3.8倍
K.マケヴォイ3・1/4+頭7戦【4-0-3-0】
G1を2連勝

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