2012年8月14日火曜日

シャーガーカップ、世界選抜チームが優勝。武豊、C.デムーロ、C.サザーランドの3騎手が騎乗停止

8月11日に行われたシャーガーカップは武豊騎手がキャプテンを務めた世界選抜チームがポイント獲得数で他3チームを大きく離して優勝しました。武騎手は24ポイントで個人成績4位。チャドウィック騎手が2位以下をぶっちぎる45ポイントでシルバーサドル賞(最多ポイント獲得騎手)を獲得しています。

「シャーガーカップ」武 豊騎手の騎乗成績 - JRA

全騎手×全レース結果は「2012 シャーガーC Shergar Cup」をどうぞ。


武豊騎手が騎乗した全4レースの成績は次のとおり。レース名はレース映像へのリンクで、黄色一色の帽子が武騎手です。
レース名 距離 騎乗馬 着順(ポイント) 着差 人気
SCステイヤーズ 2マイルBecausewecan5着(3P)6・1/46人気
SCダッシュ 直5ハロンAhtoug3着(7P)1/27人気
SCクラシック 12ハロンAhzeemah2着(10P)14人気
SCチャレンジ 12ハロンLife and Soul7着(0P)8・1/25人気
*SC=シャーガーカップ
上2レースは同オッズの馬がもう1頭ずついました。

第1レース「SCマイル」で騎乗予定馬(取り消し時点でおそらく2番人気、もしかすると僅差3番人気)がゲート入りを拒んで競走除外となり4ポイントが与えられています。第2レースの「SCステイヤーズ」でも前走同じコース、同じクラスで2着していた前日1番人気馬が取り消して補欠馬での出走でした。

仮に第1レースと第2レースで武騎手が1勝2着1回し、両レースで2着だったチャドウィック騎手がどちらも3着に下がっていれば武騎手が個人トップだったのですが。しかし武騎手がその2レースで2着2回だったとしても2ポイント届かないくらいチャドウィック騎手の無双だった1日でした。


ちなみにシャーガーカップにおいて武豊、クリスチャン・デムーロ、シャンタル・サザーランドの3騎手が鞭の過剰使用により、8月25日から8月28日までの4日間騎乗停止になっています(BHA英国競馬統括機構のサイト、サザーランド騎手の「Saturday 25(25日土曜日)」となるべきところが誤って「Saturday 2」と記載されているので注意)。日本での適用期間は今後JRAから発表されます。

キングジョージでも上位3頭のA.シュタルケ、W.ビュイック、J.オブライエンが同じ理由で騎乗停止を課され、たとえばシュタルケ騎手は独オークスで勝ったサロミナに騎乗出来ませんでしたが、ほんとにつまらないルールですね。

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