前走ダンディーノをクビ差負かして重賞2連勝中だったユニヴァーサルがさらに2・1/2馬身差の3着。 フランケルの半弟ノーブルミッションは4着。
またレース前半でも、前走トーマスチッペンデールに6馬身差をつけて勝っていたエクティハームが後脚を滑らせてハナガン騎手が落馬するなど荒れたレースとなってしまいました。
トーマスチッペンデールは父ダンジリ、母オールマイラヴィング、母の父サドラーズウェルズという血統。ダンジリ産駒は今年のロイヤルアスコット開催2勝目(英G2リブルズデイルS.をリポステが優勝)。母オールマイラヴィングは英愛オークス3着馬であり、その全姉イエスタデイが愛1000ギニー勝ち馬で英オークス2着馬という良血です。
自身は昨年のロイヤルアスコットでも英G2キングエドワード7世S.(芝12ハロン、3歳牡セン)を勝っており、これが重賞2勝目でした。
それにしても愛G1ゴールドカップ、英G1プリンスオブウェールズS.とG1を連勝して古馬戦線の主役に浮上したアルカジームは、(アルカジームとトーマスチッペンデールにとって)今年初戦、前々走の英G3ゴードンリチャードS.(芝10ハロン)でトーマスチッペンデールを1馬身差2着に下していますから、アルカジームの強さがさらに際立った1戦になりましたね。
2013年ハードウィックS.のレース映像。映像スタート直後に前から5頭目、ピンクっぽく見える勝負服がトーマスチッペンデール。
ハードウィックステークス(Hardwicke Stakes)
2013年6月22日、イギリス・アスコット競馬場、芝12ハロン
4歳以上、G1、8頭、 Good To Firm、レース結果、総賞金20万ポンド
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | トーマスチッペンデール Thomas Chippendale | 4牡 9倍 | J.ムルタ | 2分30秒65 | 10戦【4-2-0-4】 重賞2勝目 |
2 | ダンディーノ Dandino | 6牡 11倍 | F.デットーリ | 1 | 24戦【7-8-1-8】 重賞2勝。加G1で2着 |
3 | ユニヴァーサル Universal | 4牡 11倍 | J.ファニング | 2・1/2 | 17戦【6-2-2-7】 重賞2勝 |
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