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2013年6月23日日曜日

英G1ダイヤモンドジュビリーS.、リーサルフォースが逃げ切りG1初勝利

6月22日に行われた英G1ダイヤモンドジュビリーS.(芝直線6ハロン、3歳以上)は、逃げた6番人気リーサルフォースが残り1ハロン辺りから苦しくなったのか外に寄れながらも後続を寄せ付けずに逃げ切って重賞2勝目、G1初勝利を挙げました。

前走リーサルフォースを負かしていた、一昨年の勝ち馬で1番人気のソサエティロックが最後方から追い込んで2着。G1ドバイゴールデンシャヒーンで昨年1着今年3着のクリプトンファクターがそれ以来の出走で3着。昨年の仏G1アベイユドロンシャン賞勝ち馬ゴードンロードバイロンが4着。

ちなみに5月の英G2デュークオブヨークS.(芝6ハロン)はソサエティロック、リーサルフォース、ゴードンロードバイロンの順で決まっていました。

昨年のブラックキャビアにつづき豪産馬連覇を狙った豪G1を3勝しているシーサイレンは2番人気8着。父の父がサンデーサイレンスで仏重賞で2着2回、3着1回のガマースは10着でした。


リーサルフォースは父ダークエンジェル、母ランドアーミー(未勝利)、母の父デザートスタイルという血統のアイルランド産馬。2010年のセールでわずか8500ユーロで落札されていました。この勝利で獲得賞金は約40万ポンドに達しており、落札価格の60倍も稼ぎだしています。

昨年8月の英G2ハンガーフォードS.で重賞4勝馬を下して重賞初勝利。しかしアベイユドロンシャン賞はゴードンロードバイロンから21馬身差の10着、前走のデュークオブヨークS.はソサエティロックより2.2kg軽い斤量で敗れていました。

ただアスコット競馬場はこれ以前に3戦して、未出走馬戦1・1/2馬身差の2着。一昨年のロイヤルアスコットの英G2コヴェントリーS.1・3/4馬身差4着(23頭)。昨年のロイヤルアスコットの英G3ジャージーS.(芝7ハロン)1・1/4馬身差の4着(22頭)と勝てないながらもずっと好走していたんですよね。

コックス調教師は「7月11日のジュライカップに登録しているが、ニューマーケットが彼向きのコースか確信が無いので、改めて考えて決める」と述べています。ソサエティロックはジュライカップへ。

2013年ダイヤモンドジュビリーS.のレース映像。ゲート手前から4頭目、芦毛がリーサルフォース。


ダイヤモンドジュビリーステークス(Diamond Jubilee Stakes)
2013年6月22日、イギリス・アスコット競馬場、芝6ハロン
3歳以上、G1、18頭、Good To Firm 、レース結果、総賞金50万ポンド
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1リーサルフォース
Lethal Force
4牡
12倍
A.カービー1分13秒3614戦【3-4-3-4】
重賞2勝目
2ソサエティロック
Society Rock
6牡
5倍
K.ファロン222戦【6-5-2-9】
3年前2着,2年前1着,昨年5着
昨年英G1スプリントC.1着
3クリプトンファクター
Krypton Factor
5セン
26倍
L.モリス1・3/426戦【8-6-6-6】
昨年6着

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