英1000ギニーの2着馬でその次走G1愛1000ギニー(芝1マイル、3歳牝馬)を勝っている3番人気ジャストザジャッジを人気薄のケンホープ(G1仏1000ギニー15着)がゴール直前で交わして2着に入っています。愛1000ギニー4着でスカイランタンと同オッズ1番人気のビッグブレイクは7着。
スカイランタンは父レッドクラブズ、母シャワニ(1勝)、母の父シャリーフダンサーという血統。1歳時に7万5000ユーロで落札されていました。シャワニの子はスカイランタンを含め10頭が勝ちあがり、うち4頭がステークス勝ち、さらにそのうち3頭が重賞勝ちと素晴らしい繁殖成績です。
昨年9月の愛G1モイグレアスタッドS.(芝7ハロン、2歳牝馬)を2・1/2馬身差で勝って重賞初勝利。その次走の米G1 BCジュベナイルフィリーズ(芝1マイル、2歳牝馬)は後に仏1000ギニーを勝つフロティラの8着に敗れていました。
前走の今年2戦目だった英1000ギニーはジャストザジャッジを1/2馬身差下していました。今回は17頭立て16番枠に入ってからやや人気を落とし、2番枠のビッグブレイクと同オッズになったのですが(ブックメーカーによりますが)、外枠もまったく関係ない圧勝でした。
ところでスカイランタンはパドックで尻っ跳ねして、すぐ後ろにいた騎手ともう一人くらいがちょっと危ないシーンもありました。黄色の勝負服を着た騎手だったからケンホープのジャルネ騎手か12着マサラのドイル騎手かのどちらかだったのだろうと思いますが事故が無くてよかったです。
登録のある6月30日の愛G1プリティーポリーS.(芝10ハロン、3歳以上)はレース間隔から考えてまず出ないでしょうから、7月21日の英G1ファルマスS.(芝1マイル、3歳以上)で古馬と初対戦が見られるかもしれません。
2013年コロネーションS.のレース映像。ゲート向かって右から2頭目の芦毛がスカイランタン。一番右の赤の勝負服がジャストザジャッジ。
コロネーションステークス(Coronation Stakes)
2013年6月21日、イギリス・アスコット競馬場、芝1マイル
3歳牝馬、G1、17頭、Good to Firm、レース結果、総賞金35万ポンド
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | スカイランタン Sky Lantern | 3牝 5.5倍 | R.ヒューズ | 1分39秒75 | 9戦【5-3-0-1】 重賞3勝はいずれもG1 |
2 | ケンホープ Kenhope | 3牝 34倍 | T.ジャルネ | 4 | 10戦【3-3-1-3】 仏G3を1勝 |
3 | ジャストザジャッジ Just The Judge | 3牝 6倍 | J.スペンサー | クビ | 6戦【4-1-1-0】 重賞2勝 |
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