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2013年6月18日火曜日

英G1クイーンアンS.、デクラレーションオブウォーがG1初勝利

6月18日に行われた英G1クイーンアンS.(芝1マイル、4歳以上)は、2番人気のデクラレーションオブウォーが残り1ハロンで先行したイルーシヴケイトとリブラノの間をこじ開けると、デクラレーションオブウォーのすぐ後ろを追走しファーサイド(スタンドから遠い側)を伸びたアルジャマヒアを1/2馬身抑えて優勝し、G1初勝利を挙げました。

昨年のロイヤルアスコットの英G1セントジェームズパレスS.(芝1マイル、3歳)3着馬で仏G1ジャンプラ賞(芝1600m、3歳)2着もあるグレゴリアンがさらに1/2馬身差の3着。

ケンタッキーダービー勝ち馬ドバイワールドカップ1着以来の出走だった1番人気のアニマルキングダムはかかりながら追走したものの残り2ハロンで早くも着いていけなくなり、約10馬身差の11着と大敗しています。


デクラレーションオブウォーは父ウォーフロント、母テンポウェスト(米3勝)、母の父ラーイという血統のアメリカ産馬。

昨年10月の愛G3ダイヤモンドS.(AW10.5ハロン)で重賞初勝利。今年初戦だった準重賞ヘリテージS.を勝って挑んだ前走の英G1ロッキンジS.(芝1マイル)は1番人気に支持されたものの、勝ったファーから11馬身差、3着だったアルジャマヒアから7馬身差の5着に敗れていました。

正直そんなに強い馬ではないと思っていたのですが、4馬身差完勝していたファーが脚部不安で回避してメンバーも軽くなったし、アニマルキングダムもこれは馬場が原因でしょうけど凡走して、イルシーヴケイトも半年以上の休み明けでというこのメンバーなら勝ってもおかしくないですね。まだ次走を見ないと強いとは認めたくない感じです。

2013年クイーンアンS.のレース映像。6番枠濃紺の勝負服がデクラレーションオブウォーです。


クイーンアンステークス(Queen Anne Stakes)
2013年6月18日、イギリス・アスコット競馬場、芝1マイル
4歳以上、G1、13頭、Good、レース結果、総賞金35万英ポンド

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1デクラレーションオブウォー
Declaration Of War
4牡
8.5倍
J.オブライエン1分38秒488戦【6-0-0-2】
重賞2勝目
2アルジャマヒア
Aljamaaheer
4牡
9倍
P.ハナガン3/49戦【2-2-4-1】
これ以前の重賞4戦とも3着
3グレゴリアン
Gregorian
4牡
17倍
T.クウィリー1/214戦【4-3-2-5】
前走英G3で重賞初勝利

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