ソース:http://www.france-galop.com/ |
9月15日に行われた仏G2ニエル賞(芝2400m、3歳)は、後方2,3番手追走のキズナが最後の直線で、中団追走した仏G1パリ大賞勝ち馬で凱旋門賞前売り1番人気のフリントシャーなどを交わして先頭に立つと、内から盛り返した英ダービー馬ルーラーオブザワールドを短アタマ差だけ押さえて優勝し、遠征初戦を無事に勝利で飾りました。
英ダービー5着、パリ大賞3着馬で4番手先行のオコヴァンゴも内を伸びて、さらに3/4馬身差の3着。フリントシャーがさらに1馬身差の4着。2-4着馬は残り1000mで4-6番手にいた3頭でキズナは9番手(後ろから2番手)でした。仏ダービー19頭立て8着のグレートジャーニー産駒マックスダイナマイトは7着でした。
キズナは父ディープインパクト、母キャットクイル、母の父ストームキャット、半姉に桜花賞などG1競走3勝のファレノプシスがいる血統。
これで毎日杯、京都新聞杯、日本ダービーに続き重賞4連勝です。ディープインパクト産駒だから重い芝になってどうか心配でしたが、今回は重馬場で(それとおそらくスローペースでしたが)勝ちタイムは2分37秒64。ルーラーオブザワールドは時計のかかった英ダービーの勝ち馬で、これを僅差とはいえこの馬場で負かせるなら本番の凱旋門賞が雨になっても大いに期待できそうです。
4着に終わったフリントシャーは良馬場のほうが良いタイプだと思うので、一昨年のデインドリームが勝った時のような高速馬場なら本番で巻き返しは十分あると思います。
ちなみにこの Paris Turf のところでキズナにマウスをあわせると現れる画像は、フランスにいる同名馬のキズナでしたが、これで今回の画像に変わるでしょう。
2013年ニエル賞のレース映像(YouTube)。
ニエル賞(Qatar Prix Niel)
2013年9月15日、フランス・ロンシャン競馬場、芝2400m
3歳、G2、10頭、レース結果、総賞金13万ユーロ
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | キズナ Kizuna | 3牡 7.8倍 | 武豊 | 2分37秒64 | 8戦【6-0-1-1】 日本ダービー 毎日杯、京都新聞杯 |
2 | ルーラーオブザワールド Ruler of the World | 3牡 8.8倍 | R.ムーア | 短アタマ | 5戦【3-1-0-1】 G1英ダービー |
3 | オコヴァンゴ Ocovango | 3牡 11倍 | O.ペリエ | 3/4 | 6戦【3-0-3-0】 英ダービー5着、パリ大賞3着 |
4 | フリントシャー Flintshire | 3牡 2.5倍 | M.ギュイヨン | 1 | 5戦【3-1-0-1】 仏G1パリ大賞 |
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