後方4,5番手追走の米ポイントオブエントリーが差して2着し、北米調教馬のワンツー。トレイルブレイザーの直後を追走していたセントニコラスアビーが3着。さらに後ろを進んだ昨年の凱旋門賞2着馬シャレータが5着でした。
トレイルブレイザーは直線入り口でいったんはリトルマイクまで1馬身ほどに詰めたのですが、突き放されてしまいました。セントニコラスアビーから1馬身差、シャレータにクビ差先着なら芝12ハロンで世界のトップクラスにあるといえますが。前日の怪我の影響は同だったでしょうね。
ラップは23.83、46.77、1.10.80、1.35.28、2.22.83でBCターフのレースレコード。またコースレコードに匹敵(レコードが2分22秒8)。
リトルマイクは父スパニッシュステップス、母ヘイジュード、母の父ウェヴェリングモナークという血統。5月に米G1ターフクラシックS.(芝9ハロン)を8番人気で逃げ切ってG1初勝利。1走はさんで8月の米G1アーリントンミリオン(芝10ハロン)も優勝。前走の米G1ジョーハーシュターフクラシックS.(芝12ハロン)は不良馬場を逃げてポイントオブエントリーの5着に終わっていました。
父スパニッシュステップスは未出走馬ですが、アンブライドルズソングの全弟という良血。
2012年BCターフのレース映像。3番手オレンジの勝負服がリトルマイク。
ブリーダーズカップ・ターフ(Breeders Cup Turf)
2012年11月3日、アメリカ・サンタアニタパーク競馬場、芝12ハロン
3歳以上、G1、12頭、Firm、レース結果(PDF)、総賞金300万ドル
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | リトルマイク Little Mike | 5セン 18.3倍 | R.ドミンゲス | 2.22.83 | 21戦【12-2-1-6】 G1競走3勝目 |
2 | ポイントオブエントリー Point of Entry | 4牡 3.4倍 | J.ヴェラスケエス | 1/2 | 15戦【7-3-1-4】 G1・3連勝 |
3 | セントニコラスアビー St Nicholas Abbey | 5牡 4.4倍 | J.オブランエン | 3/4 | 19戦【7-2-7-2】
BCターフなどG1競走4勝 |
4 | トレイルブレイザー Trailblazer | 5牡 7.0倍 | 武豊 | 1 | 22戦【6-2-2-12】 アルゼンチン共和国杯 |
5 | シャレータ Shareta | 4牝 5.3倍 | C.ルメール | クビ | 15戦【5-5-2-2】
昨年の凱旋門賞2着 |
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