チリ競馬場大賞はマターオブタイムがG1初勝利。単勝1.4倍クイックカサブランカが3着

5月5日に行われた智G1チリ競馬場大賞（ダート2200m）は、スタート直後から圧倒的1番人気クイックカサブランカをマークする位置につけた3番人気マターオブタイムが、最終コーナーでクイックカサブランカを楽な手ごたえで交わすと、直線でも後続を5･3/4馬身突き放して快勝し、G1初勝利を挙げました。重賞は2勝目。

クイックカサブランカは後方を進んだルティエールにも交わされて、1着から8馬身差の3着で、智G1エルダービー（ダート2400m）、亜G1ラテンアメリカ・ジョッキークラブ協会大賞（ダート2100m）に続くG1競走3連勝はならず。マターオブタイムは後者の亜G1は11着に終わっていました。ちなみにマターオブタイムとルティエールの2頭は今回のチリ競馬場大賞をのぞく過去1年間にワンツー決着を4回しています（うち重賞2回、マターが3勝）。

2012年チリ競馬場大賞のレース映像。12番枠クイックカサブランカ。10番枠マターオブタイム。


チリ競馬場大賞（Gran Premio Hipódromo Chile）
2012年5月5日、チリ･チリ競馬場、ダート2200m
3歳以上、G1、13頭、レース結果

着順	馬名	性齢 オッズ	騎手	着差	通算成績 主な成績
1	マターオブタイム Matter Of Time	4牡 10.1倍	L.Torres61kg	2分18秒70	27戦【12-6-3-6】 重賞6戦2勝2着2回
2	ルティエール Lutier	5牡 13.3倍	O.Ulloa61kg	5･3/4	21戦【10-6-3-2】 マイル以下で重賞2勝
3	クイックカサブランカ Quick Casablanca	3牡 1.4倍	G.Ulloa57kg	2･1/4	11戦【3-6-2-0】 G1競走【2-4-2-0】