2011年の米年度代表馬ハヴルドグレース Havre de Grace が引退することが発表されました。21日土曜日の調教中に右前脚の外側繋靭帯炎を発症し、完治に1年かかると診断されたため。
Fox Hill Farm | Havre de Grace retired(獣医レポートへのリンクあり)
Horse of the Year Havre de Grace retired with ankle injury | Daily Racing Form
ハヴルドグレースは父セイントリアム、母イースターバネット、母の父カーソンシティという血統の5歳牝馬。日本で走るラピッドボーイの半妹でもある。通算16戦9勝2着4回。重賞6勝。昨年は3月の米牝馬G1アップルブロッサムH.でG1初勝利を挙げると、9月には牡馬相手の米G1ウッドワードS.も勝ち(2着馬は次走G1勝ち、3着馬は2走後にBCクラシック優勝)、さらに10月の牝馬G1ベルデイムS.で8・1/4馬身差をつける楽勝。BCクラシックでも4着に入っていました。
今季も現役を続け、初戦のニューオーリンズレディースS.で2着に4・1/2馬身差をつけて快勝しており、5月4日のラトロワンヌS.を今年2戦目に予定していました。
なお、Courier-Journal の Jennie Rees(@CJ_Jennie)は、「オーナーであるリック・ポーターがハヴルドグレースを11月のセールで売却すると述べた」、と伝えています。ポーターと、名義上のオーナーである Fox Hill Farm は生産を行っていないためとしている。
ちなみに昨年のキーンランド11月セールでは、その直前に BCレディースクラシックを勝ったロイヤルデルタが850万ドルで落札された。ハヴルドグレースがベルデイムS.で8馬身差2着に負かした相手がそのロイヤルデルタです。
エンパイアメーカー産駒【ロイヤルデルタ(Royal Delta)】が850万ドルで落札! - 【サラブレッドセール(セリ市場)=馬市】&【馬産地】の最新情報 by馬市.com
2011年G1ベルデイム招待S.のレース映像。大外枠発走がハヴルドグレース。
G1ウッドワードS.のレース映像。赤い帽子、白と赤が半々の勝負服がハヴルドグレース。
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