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2013年9月1日日曜日

米G1テストS.、スウィートルールーがデビュー4連勝、重賞初出走でG1勝利

8月24日に行われた米G1テストS.(ダート7ハロン、3歳牝馬)は、2番手先行した1番人気のスウィートルールーが3コーナーで先頭に立つと、最後の直線では3番手先行した3番人気のワイルドキャットリリーがいったんは交わしましたが、スウィートルールーがアタマ差差し返して優勝し、デビューから無敗の4連勝、重賞初出走初勝利を挙げました。

ダートG1で2着2回の2番人気マイハッピーフェイスが差してさらにクビ差の3着に入っています。7月の米G1プライオレスS.(ダート6ハロン、3歳牝馬)勝ち馬ライトハウスベイがスウィートルールーより約2.7kg重い斤量で約2馬身差の5着。また同2着から4着馬がそれぞれ順に2着、6着、4着でした(つまりワイルドキャットリリーは今回で2戦連続ダートG1で2着)。


スウィートルールーは父ミスターグリーリー、母サクセスフルアウトルック(3戦2勝、米G3勝ち)、母の父オリエンテイトという血統。馬主はカリフォルニア州競馬委員会のスティーヴ・ベネト氏です。

今年5月にデビューし、AW6ハロン戦を3・1/4馬身差、2・1/4馬身差で連勝すると、前走のAW1マイル戦は逃げて4・3/4馬身差で完勝していました。今回は2,3着馬より約0.9kg軽い斤量が最後に効いたと思いますが、それでも重賞初出走、ダート初出走、東海岸への遠征という悪条件で勝ちきったのは立派です。

ホレンドーファー調教師によると、BCフィリーアンドメアスプリント(ダート7ハロン、3歳以上牝馬)が目標も、9月21日の米G1コティリオンS.(ダート8.5ハロン)を使う可能性もあると。その場合、米G1ケンタッキーオークス(ダート10ハロン)、米G1 CCAオークス(ダート9ハロン)、米G1アラバマS.(ダート10ハロン、いずれも3歳牝馬)とG1を3連勝中のプリンセスオブシルマーと対戦する可能性があります。


2013年テストS.のレース映像。ピンクの勝負服がスウィートルールー。


テストステークス(Test Stakes)
2013年8月24日、アメリカ・サラトガ競馬場、ダート7ハロン
3歳牝馬、G1、Fast、8頭、レース結果(PDF)、総賞金50万ドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1スウィートルールー
Sweet Lulu
3牝
2.8倍
J.ルパルー52.6kg1分23秒454戦【4-0-0-0】
重賞初出走
2ワイルドキャットリリー
Wildcat Lily
3牝
8.3倍
J.ヴェラスケス53.5kgアタマ18戦【5-5-1-7】
2戦連続G1で2着
3マイハッピーフェイス
My Happy Face
3牝
3.0倍
M.スミス53.5kgクビ8戦【3-4-1-0】
G1【0-2-1-0】

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