昨年の2着馬で2番人気だったミスターコモンズは1着から1・1/2馬身差の4着(ちなみに同馬はトレイルブレイザーが2着だった米G2アロヨセコマイルの3着馬でもある。その次走のBCマイル5着)。
サジェスティヴボーイは父イージングアロング、母サフレイジ、母の父ホースチェスナットという血統のアルゼンチン産馬。アルゼンチン時代はデビュー戦以外の5戦をG1で走り、次の成績を上げています。
1着 ラウル&ラウル・E.・チェヴァリエ大賞(芝1400m)
5着 グランクリテリウム大賞(芝1600m)
1着 エストレージャス大賞ジュヴェナイル(芝1600m)
1着 ドスミルギネアス大賞(芝1600m)
1着 ジョッキークラブ大賞(芝2000m)
2011年10月のジョッキークラブ大賞を最後に米移籍。2012年6月の米移籍初戦、米G1シューメイカーマイルS.(芝1マイル)でいきなり2着しました。その後はオールウェザーやダートに寄り道をしていまいちな結果でしたが、前走の米G2アルカディアS.(芝1マイル)で米重賞初勝利を挙げていました。
これでアメリカでも芝マイル戦に限れば5戦【3-1-0-1】。着外1回はBCマイル7着だから安定しています。
また2着のサイレンティオは父の父がサンデーサイレンスであり、ここまで5戦3勝3着2回。2走前にフランクE.キルローマイルS.と同じコースのG2勝ち。前走アルカディアS.はサジェスティヴボーイより約1.8kg重い斤量で2馬身差3着。今回は同斤量で逆転なるか注目していましたが、惜しかったです。
ここは今年のBCマイルが行われるコースでもあるから秋まで順調に行ってほしいですね。
2013年フランクE.キルローマイルS.のレース映像。3番がサジェスティヴボーイ。サイレンティオは1番。
フランクE.キルローマイルステークス(Frank E. Kilroe Mile Stakes)
2013年3月2日、アメリカ・サンタアニタパーク競馬場、芝1マイル
4歳以上、G1、8頭、Firm、レース結果(PDF)、総賞金30万ドル
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | サジェスティヴボーイ Suggestive Boy | 5牡 2.5倍 | J.タラモ | 1分32秒89 | 13戦【7-2-0-4】 米亜G1競走5勝目 |
2 | サイレンティオ Silentio | 4牡 6.3倍 | R.ベハラーノ | ハナ | 6戦【3-1-2-0】 2走前に米G2勝ち |
3 | フェドビズ Fed Biz | 4牡 7.2倍 | M.スミス | 1・1/4 | 10戦【4-0-3-3】 2走前ダートG2勝ち。芝初出走 |
0 件のコメント:
コメントを投稿