最後方追走のソリアーノが大外を伸びてLe Choix にハナ差の3着。1番人気タッチウィンは4着でした。
今回がサザンロードに初騎乗で、05-06シーズンのニュージーランド最優秀見習い騎手に選ばれたケリー・マイヤーズ騎手(女性)はG1初勝利。
2011年にG1ニュージーランドオークスを、今年2012年に新G1ソーンドンマイルと新G1NZサラブレッド・ブリーダーズS.を勝っているロージー・マイヤーズ騎手がケリーの4歳(くらい)年下の妹だから、この勝利により姉妹でG1勝利騎手となりました。過去に同様の例はあるんでしょうかね。世界初だろうと思いますが。この記事の画像で左がケリー、右がロージーです。
ちなみに2人のおじが2011-12シーズンNZ障害最多勝利調教師のケヴィン・マイヤーズ調教師で、ケヴィンの誕生日だった今年3月29日の平地条件戦で同師が管理する2頭に姉妹で騎乗しクビ差の1,2着を決めたことがあります。
サザンロードは父ストラタム、母エンジェルガール、母の父ロリーズジェスターという血統の豪州産馬。デインヒルの3×3。2010年の豪セールにおいて12万5000豪ドルで落札。
前走のG1 NZ2000ギニーは直線で前が詰まりスムーズな競馬ができませんでしたが7着。それ以前には新G2ホークスベイギニーなど2戦連続でその2000ギニー勝ち馬セイクリッドフォールズ(6戦無敗)に1馬身差の2着しており、今回7番人気と人気はありませんでしたが、順当勝ちだと思いますね。
この後はシンガポールに移籍するとのこと。
2012年レヴィンクラシックのレース映像(要登録)。
レヴィンクラシック(Levin Classic)
2012年11月30日、ニュージーランド・オタキ競馬場、芝1600m
3歳、G1、15頭、Good、レース結果、総賞金 25万NZドル
着 順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | サザンロード Southern Lord | 3セン 21.1倍 | K.マイヤーズ 56.5kg | 1分34秒63 | 8戦【2-4-0-2】 G2で2着1回。準重賞2着2回 |
2 | Le Choix | 3セン 6.8倍 | J.ワデル 56.5kg | 1/2 | 3戦【2-1-0-0】 重賞初出走 母の父ジェネラス |
3 | ソリアーノ Soriano | 3牝 10.1倍 | O.ボッソン 55.0kg | ハナ | 9戦【1-1-1-6】 G1NZ1000ギニー6着 |
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