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2012年7月25日水曜日

英G2プリンセスオブウェールズS.、母父ピルサドスキーのフィオレンテが重賞初勝利

7月12日に行われた英G2プリンセスオブウェールズS.(芝12ハロン、3歳以上)は中団追走のフィオレンテが残り1ハロンで先頭に立って優勝し、重賞初勝利をあげました。スタウト調教師はこのレース9勝目。

2010年の加G1カナディアン国際S.勝ち馬で2011年は同2着のジョシュアツリーが2着に、2走前に英G1コロネーションカップ2着しているレッドカドーが3着に入っています。

フィオレンテは昨年の英G2キングエドワード7世S.でナサニエルから5馬身差の2着、その次走の英G3ゴードンS.は1/4馬身差の2着していました。

父モンズーン、母デザートブルーム(未出走、OP2勝イブロンの半姉)、母の父ピルサドスキーという血統。ピルサドスキーのオーナーだったウェインストック卿のバリーマコールスタッドが日本に繁殖牝馬(準重賞3着、母はG1馬)を送り込んでピルサドスキーを種付けして生産されたのが母デザートブルーム(アイルランド産)であり、フィオレンテはその産駒としては初の重賞勝ち馬となりました。

ちなみにレーシングポストの英愛平地集計によると、父ピルサドスキーは7頭が21戦0勝ですが、母の父ピルサドスキーだと6頭が出走し23戦6勝、5頭が勝ち上がり、うち3頭はデザートブルーム産駒という成績です。準重賞以上はフィオレンテが初勝利ですが。次走は不明。

2012年プリンセスオブウェールズS.のレース映像

プリンセスオブウェールズステークス(Princess of Wales's Goldsmiths Stakes)
2012年7月12日、イギリス・ニューマーケット競馬場、芝12ハロン
3歳以上、G2、7頭、Soft、レース結果、1着賞金61899ポンド

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1フィオレンテ
Fiorente
4牡
6.5倍
R.ムーア
58.1kg
2分33秒768戦【2-3-0-3】
重賞2着2回
2ジョシュアツリー
Joshua Tree
5牡
21倍
A.アッゼニ
58.1kg
2・3/421戦【4-6-2-9】
G1カナディアン国際1着
3レッドカドー
Red Cadeaux
6セン
3.5倍
T.マクローリン
59.4kg
1・1/230戦【6-8-5-12】
G1メルボルンカップ2着
G1コロネーションカップ2着

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