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2011年7月8日金曜日

バロッチは仏G2ユージンアダム賞へ、パリ大賞典へは行かない

ディープインパクト産駒のバロッチは7月24日に行なわれる仏G2ユージンアダム賞(メゾンラフィット競馬場・芝2000m)に向かう模様です。以前お伝えした仏G1パリ大賞典は最終登録日はまだですが出走しないことが決まっています。パリ大賞典は愛ダービー1、2着のトレジャービーチとセヴィル、仏ダービー1,2,3着のリライアブルマン、バブルシック、バラーンが出走予定と、かなりレベルの高い戦いになりそうなので、距離延長を試してみるにしても、もうちょっと軽いメンバーのレースを狙うのは妥当な判断だと思います。ユージンアダム賞の出走もまだ確定ではないのでご注意ください。

ユージンアダム賞に出走しそうな有力馬は、
グランドヴェント Grand Vent(仏G2ノアイユ賞勝ち馬で、仏G2オカール賞2着)
グラスウェジアン Glaswegian(仏G2フォンテーヌブロー賞勝ち馬、G1・仏2000ギニー8着、G1仏ダービー7着)
ピスコサワー Pisco Sour(英G2ターセナリーS.勝ち馬)
アブソリュートリーイエス Absolutly Yes(仏G3ギッシュ賞)
バブルシック Bubble Chic(仏G1クリテリウム・ド・サンクルー2着、仏ダービー2着)
グロリアスサイト Glorious Sight(仏1000ギニー2着、仏G1サンタラリ賞4着、仏オークス3着、仏G1ジャンプラ賞4着)

グロリアスサイトは7月30日のナッソーステークスに、バブルシックはパリ大賞典にも登録しているなど、ここに挙げた全馬が出走してくるとは限らないですが、これまでのバロッチの実績に比べると格上の馬が何頭もいます。

なお、メゾンラフィット競馬場では7月24日、ユージンアダム賞の一つ前に2歳G2ロベールパパン賞が組まれており、これには2連勝したハットトリック産駒ダビルシム Dabirsim が出走する可能性があります

G1愛ダービー、トレジャービーチが優勝、カールトンハウスは4着
ジョッケクルブ賞(仏ダービー)、無敗のリライアブルマンが優勝
ディープインパクト産駒バロッチは仏G3で僅差4着
ハットトリック産駒 Dabirsim がデビュー2連勝

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