前走G1でビホールダーの2着だった6歳オーセンティシティーが3着。
2連覇中(2008年から2012年までBCレディースクラシックの名称で施行)だった1番人気のロイヤルデルタは2番手先行も4コーナーで1,2着馬についていけず8馬身差の4着に敗れ、BC史上2頭目の同一競走3連覇はなりませんでした。
また今年のケンタッキーオークス勝ち馬であり、前走10月の米G1ベルデイムS.(ダート9ハロン、3歳以上牝馬)ではロイヤルデルタに2馬身差をつけて勝ってG1競走4連勝としていたプリンセスオブシルマーは、スタートから後方のまま最下位6着に敗れています。
プリンセスオブシルマーとロイヤルデルタは案外な結果でしたが、前走ベルデイムS.で対戦したことで消耗していたのかもしれません。
ビホールダーは父ヘニーヒューズ(来年から優駿スタリオンステーションで種牡馬)、母レスリーズレディ(ステークス1勝含む米5勝)、母の父トリッキークリークという血統。3代母は昨年の米3歳2冠馬アイルハヴアナザー(血統)の3代母と7/8同血。
昨年の米G1 BCジュベナイルフィリーズ(ダート8.5ハロン、2牝)は逃げ切ってG1初勝利。その後ケンタッキオークスはプリンセスオブシルマーの半馬身差2着に敗れましたが、それを挟んで米G1ラスヴァージネスS.(ダート1マイル、3牝)、米G1サンタアニタオークス(ダート8.5ハロン、3牝)、米G1ゼニヤッタS.(ダート8.5ハロン、3歳以上牝馬)を勝っていました。
これでサンタアニタ競馬場は通算7戦【6-1-0-0】の成績で、2着1回も6.5ハロン戦であり、同競馬場の1マイル以上は6戦無敗です。またG1はすべてサンタアニタでの勝利です。
関係者によると来年もおそらく現役で、ちなみに来年のBCもサンタアニタで行われることが決まっています。
またプリンセスオブシルマーも現役続行の模様。ロイヤルデルタも来年6歳ですが、近いうちに引退するかどうか決めるとのことで、来年も現役の可能性があります。
2013年 BCディスタフのレース映像。
ブリーダーズカップ・ディスタフ(Breeders' Cup Distaff)
2013年11月1日、アメリカ・サンタアニタ競馬場、ダート9ハロン
3歳以上牝馬、G1、6頭、レース結果(PDF)、総賞金200万米ドル
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | ビホールダー Beholder | 3牝 3.8倍 | G.スティーヴンズ | 1分47秒77 | 12戦【8-3-0-1】 昨年はBC JF勝ち |
2 | クロースハッチズ Close Hatches | 3牝 8.5倍 | J.ロザリオ | 4・1/4 | 8戦【5-2-0-1】 前々走と前走3歳牝馬G1勝ち |
3 | オーセンティシティー Authenticity | 6牝 9.8倍 | J.ヴェラスケス | 1・3/4 | 12戦【4-5-2-1】 G1【0-3-1-0】 |
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