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2013年7月30日火曜日

米G1ダイアナS.、ラフィングがG1初勝利。ダンジリ産駒のワンツー

7月27日に行われた米G1ダイアナS.(芝9ハロン、3歳以上牝馬)は逃げた4番人気ラフィングが内から差を詰めた昨年の2着馬で3番人気のドリームピースをアタマ差抑えて優勝し、重賞2連勝(3勝目)、G1初勝利を挙げました。

前走米G1ジャストアゲームS.(芝1マイル、3歳以上牝馬)勝ち馬のステファニーズキトゥンが3着。2走前に米G1ジェニーワイリーS.(芝8.5ハロン、4歳以上牝馬)を勝っているセンターコートが1番人気も最下位5着。同繰り上がり2着馬で、昨年の米G1ガーデンシティーS.(芝9ハロン、3歳牝馬)勝ち馬サミターは4着に敗れています。


ラフィングは父ダンジリ、母コミック(英2勝)、母の父ビーマイチーフという血統のアイルランド産馬。半兄にヴィヴァパタカがいます。また2着ドリームピースや、例えば13日の仏G1パリ大賞勝ち馬フリントシャーとは父がダンジリで、母が2代前にシャーリーハイツを持つ点も共通しています。

2011年までアイルランドで準重賞1勝し、加G1 E.P.テイラーS.(芝10ハロン、3歳以上牝馬)で7着。2012年からアメリカに移籍してここまで重賞2勝。前走の米G3イートンタウンH.(芝9ハロン、3歳以上牝馬)はG1馬デイアットザスパを2着に下していました(ちなみにそのデイはダイアナS.取り消し)。

ゴールドバーグ調教師は「前走は良い勝ち方だったし、レース後の調子も良かったので狙いに来ました」と述べています。ペースもやや落ち着いたのが向きましたかね。

次走は8月24日の米G2ボールストンスパS.(芝8.5ハロン)をつかってまたはそれをパスして9月28日の米G1フラワーボウル招待S.(芝10ハロン、いずれも3歳以上牝馬)へ。

2013年ダイアナS.のレース映像。3番枠から逃げる水色の帽子がラフィング。


ダイアナステークス(Diana Stakes)
2013年7月27日、アメリカ・サラトガ競馬場、芝9ハロン
3歳以上牝馬、G1、5頭、Firm、レース結果(PDF)、総賞金60万ドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ラフィング
Laughing
5牝
7.9倍
J.レスカノ53.5kg1分47秒2413戦【6-2-2-3】
重賞3勝目
2ドリームピース
Dream Peace
5牝
6.4倍
J.ロザリオ53.5kgアタマ19戦【4-3-8-4】
仏G2勝ち。G1【0-2-2-0】
3ステファニーズキトゥン
Stephanie's Kitten
4牝
2.55倍
J.ヴェラスケス1/213戦【7-0-4-2】
重賞5勝

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