2012年ギシュ賞のレース映像。ゲート向かって左から2頭目の発走がセイントバウドリーノ。最後の直線では前が壁になって抜け出せないシーンもありましたがよく巻き返しました。
ゴドルフィン馬セイントバウドリーノは、父ピヴォタル、母アレサンドリア、母の父サンデーサイレンスという血統。母母テレシコワ(テレシュコヴァ、Tereshkova)はシェイクモハメドの所有馬として仏愛の重賞1勝2着4回した馬で、繁殖牝馬としてサンデーサイレンスを種付けされるために日本に送られ、イギリスに戻って産んだのがアレサンドリアです。
Wikipedia によるとギシュ賞と仏ダービー(ジョッケクルブ賞、2100m)をどちらも勝った馬は1869年の Consul から2007年の Lawman まで14頭いるとのこと。だいたい10年に1頭ですか。ギュイヨン騎手は「距離は持つと思います」と述べています。
ちなみに2012年の母父サンデーサイレンスによる日本重賞勝ちは6頭が7勝(おそらく地方含む。netkeiba)。海外ではセイントバウドリーノを含めて、少なくとも3頭が6勝しています(他2頭は次のとおり)。
More Joyous(豪G1競走3連勝。G2を1勝)
Quiet Oasis(米G3を1勝)
ギシュ賞(Prix De Guiche)
2012年5月11日、フランス・シャンティ競馬場、芝1800m
3歳牡馬、G3、6頭、Soft、レース結果
着順 | 馬名 | 性齢 オッズ | 騎手 | 着差 | 通算成績 主な成績 |
1 | セイントバウドリーノ Saint Baudolino | 3牡 4.7倍 | M.ギュイヨン | 1分57秒80 | 4戦【2-2-0-0】 重賞初出走 |
2 | ソーファスト Sofast | 3牡 3.5倍 | O.ペリエ | 短クビ | 6戦【2-2-1-1】 仏G3ラロシェット賞1着 |
3 | マンデュール Mandour | 3牡 3倍 | C.ルメール | クビ | 3戦【1-1-1-0】 重賞初出走 |
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