5月5日(日本時間6日)に行なわれるケンタッキーダービーの枠順が日本時間の木曜日午前に発表される予定です。
チャーチルダウンズ競馬場で1975年からモーニングライン(想定オッズ)を担当している Mike Battaglia 氏は、アーカンサスダービーを9馬身差で勝ったボディマイスターか、前走フロリダダービーこそ3着に敗れたものの、2歳時から牡馬路線で常にトップ争いをしているユニオンラグスか、どちらを1番人気にするかは枠順次第であると述べています。
equibase.com が行なっているネット投票では、日本時間2日午後10時56分現在、7341票中の35%がボディマイスターを推し、ユニオンラグスが29%で続いています。
また、ダービー前日に行なわれるケンタッキーオークスの枠順はすでに発表されており、前走G2ガルフストリームオークス6馬身差快勝のグレースホールがモーニングライン1番人気となっています。
実際に何番人気になるか分かりませんが、ボディマイスター、グレースホールともに日本で供用されているエンパイアメーカーの産駒であるというのが注目で、どちらも勝った場合、「日本輸入後に現地に残してきた産駒が大活躍」という良く聞く話の中でも最大級の活躍になるでしょう。
ちなみにエンパイアメーカー自身は2003年のケンタッキーダービーで3.5倍の1番人気に支持されましたが、ファニーサイドから1・3/4馬身差の2着に敗れました。またボディマイスターは3歳でデビューしましたが、2歳未出走馬によるダービー制覇は1882年のアポロ以降、1頭もいないそうです。さらに2番枠に入ったグレースホールについて管理するデュトロー調教師は前走時に「馬群の外のほうが良い」と述べていました。
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