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2012年3月11日日曜日

新G1ダイヤモンドS.はウォーホースが繰り上がり優勝

3月10日に行われた、ニュージーランド競馬の今シーズン最初の2歳G1ダイヤモンドS.(芝1200m)は、逃げたロールアウトザカーペットが最後の直線の残り400mから残り100mまでの間に大きな斜行を3回繰り返して内ラチから外ラチぎりぎりまで突っ切りながら1位入線。2番手追走していたウォーホースは3度ともその影響を受け、短アタマ差の2位入線。当然ウォーホースが繰り上がって1着になり、G1初勝利を挙げました。

2012年G1ダイヤモンドS.のレース映像(要登録)。ロールアウトザカーペットに騎乗したマクドナルド騎手はレース後、残り250mでの斜行は20-30m先にいたコース上の鳥が原因だったかもしれないと述べていますが、確かにいますね。


ウォーホースは1月の準重賞カラカミリオン(芝1200m)で3着し、それ以来の出走で今回が重賞初勝利。カラカミリオン2着のシルクピンズは次走の新G2マタマタブリーダーズS.(芝1200m、2歳牝馬)で3着しており、同G2で勝っていたのがロールアウトザカーペットでした。

カラカミリオン勝ち馬オッカムズレイザーを前走2月の新G3タラナキ2歳クラシック(芝1200m)でを負かしていた、カラカミリオン4着馬チョイスブロはダイヤモンドS.7着に終わっています。

3月31日に行なわれる新G1マナワツサイヤーズプロデュース(芝1200m)にはカラカミリオン勝ち馬オッカムズレイザー(母が日本で走ったシャドーレイ)も出走する予定です。


ウォーホースの5代血統表。父ジェネラルネディームの2頭目のG1勝ち馬。ジェネラルネディームは09年に死亡しており、ウォーホースはその最後の世代の1頭。母のひとつ上の半兄はG2を2勝。また母の半弟は、2月の香港ローカルG1チェアマンズスプリントプライズ(芝1200m)7着だったカリフォルニアチョイス。

ダイヤモンドステークス(Haunui Farm Diamond Stakes)
2012年3月10日、ニュージーランド・エラズリー競馬場、芝1200m
2歳、G1、12頭、レース結果、総賞金20万NZドル
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ウォーホース
Warhorse
2牡
2.7倍
O.ボッソン
56.6kg
1分11秒845戦【2-1-1-1】
新G3エクリプスS.1着
2ロールアウトザカーペット
Rollout The Carpet
2牝
7.1倍
J.マクドナルド
54.5kg
2着降着5戦【2-2-0-1】
前走G2勝ち
3シルクピンズ
Silk Pins
2牝
7.4倍
M.コールマン
54.5kg
短アタマ6戦【1-2-2-1】

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