仏2歳牝馬G1マルセルブサック賞、イルーシヴケイトがG1初勝利

10月2日に行われた仏G1マルセルブサック賞（芝1600m）は、前走G3カルヴァドス賞を勝っていたイルーシヴケイトが逃げる展開から最後の直線は大外に進路を選んで後続を突き放し、2着に3馬身差をつける快勝でG1初勝利を挙げました。これで4連勝。英ゴスデン調教師はこのレース3勝目。

イルーシヴケイトは父イルーシヴクオリティ、母がBCクラシック、ドバイワールドカップを勝ったプレザントリーパーフェクトの半妹という良血です（5代血統表）。

G2アングルジーS.を勝ち、前走は愛2歳牝馬G1モイグレヤスタッドS.2着だったファイヤーリリーがここも2着でした。2戦2勝で前走G3勝ちの1番人気ザンテンダーが他の4頭が最後の直線で外を目指す中、1頭だけ最内を突いて見せ場を作りましたが、3着まで。道中かかり気味だった分もひびいたかもしれません。


2011年G1マルセルブサック賞の連続画像はこちら。レース映像はこちら（動画はそのうち視聴可能になります）

マルセルブサック賞（Prix Marcel Boussac）
2011年10月2日、フランス･ロンシャン競馬場、芝1600m
2歳牝馬、G1、5頭、レース結果

着順	馬名	性齢 オッズ	騎手	着差	通算成績 主な成績
1	イルーシヴケイト Elusive Kate	2牝 5倍	W.ビュイック	1分38秒10	5戦【4-0-0-1】 仏G3カルヴァドス賞
2	ファイヤーリリー Fire Lily	2牝 5.5倍	W.ローダン	3	7戦【2-3-1-1】 愛G1モイグレヤスタッドS.2着
3	ザンテンダ Zantenda	2牝 1.8倍	O.ペリエ	1・1/4	3戦【2-0-1-0】 仏G3オマール賞1着