豪G2スキラッチS.、ブラックキャビアが復帰戦を楽勝し14戦14勝

10月8日に行われた豪G2スキラッチS.（芝1000m）に、2010-2011年度代表馬ブラックキャビアが出走し、2着に4馬身差をつけて復帰戦を飾りました。通算14戦14勝。5月16日のG1BTCカップ以来の出走でした。

2011年G2スキラッチS.のレース映像。YouTube 動画を追加しました


2、3着馬はいずれもG1は1走して大敗しているような軽いメンバーでした。ブラックキャビアの次走については、10月22日のG2シュウェップスS.（芝1200m）を使って11月5日のG1パティナックファームクラシック（芝1200m）の予定です。スキラッチ、シュウェップス、パティナックというルートは昨年も辿りました。

P.ムーディー調教師ら関係者は今後1400m-1600mへの距離延長も試し、来年6月には英ロイヤルアスコット遠征も考えているとのこと。ロイヤルアスコットでもスプリント戦ではなくマイル戦を使うなら、G1クイーンアンS.でフランケルと対戦という可能性もあります。

（2着はカルタクイーンという馬名ですが、関係者や血統が日本関連では無いようで、おそらく母カードクイーンから連想してつけられただけです）

スキラッチステークス（Schweppes Schillaci Stakes）
2011年10月8日、オーストラリア･コーフィールド競馬場、芝1000m
3歳以上、G2、8頭

着順	馬名	性齢 オッズ	騎手	着差	通算成績 主な成績
1	ブラックキャビア Black Caviar	5牝 1.1倍	L.ノーレン	56秒73	14戦【14-0-0-0】 重賞11勝目
2	カルタクイーン Karuta Queen	3牝 13.0倍	T.ベリー	4・1/2	9戦【5-1-1-2】 G3サンドメニコS.3着
3	スターリンググローヴ Stirling Grove	4セン 31倍	D.オリヴァー	クビ	14戦【6-2-1-5】 G3サイアーズプロデュースS1着

ブラックキャビアの斤量は56.5kg、2着馬51.0kg、3着馬58.5kg。