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2011年6月4日土曜日

英オークス、ダンシングレインが逃げ切り勝ち

G1英オークスはグレードレース初出走のダンシングレインが好スタートから逃げ切って優勝しました。英ダービー3勝のムルタ騎手が英オークス初勝利です。

10月31日追記
ダンシングレインの成績・血統・映像の紹介(エリザベス女王杯出走予定)」もあわせてどうぞ。
追記ここまで

2011年英オークスのレース映像。


イギリスオークス(Investec Oaks)
2011年6月3日、イギリス・エプソム競馬場・芝1m4f10y、約2423m
3歳牝馬、G1、13頭、レース結果
着順馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1ダンシングレイン
Dancing Rain
3牝
21倍
J.ムルタ2分41秒734戦【2-2-0-0】
準重賞トライアルS.2着(8頭)
2ワンダーオブワンダーズ
Wonder Of Wonders
3牝
4倍
K.ファロン3/45戦【2-3-0-0】
準重賞チェシャーオークス1着(9頭)
3イジートップ
Izzi Top
3牝
26倍
W.ビュイック45戦【2-1-2-0】
準重賞トライアルS.1着(8頭)

ダンシングレインは昨年はメイドン戦を2着したのみ。年が明けて4月のメイドン戦を1・1/4馬身差で勝つと、前走の準重賞トライアルS.で2着(8頭)して英オークスに出走しました。5代血統表。母レインフラワーが英ダービー馬ドクターデヴィアスと3/4同血の半妹であり、またシンコウキングの半妹でもあります。

2着に前走の準重賞チェシャーオークスを2・3/4馬身差で勝っていたワンダーオブワンダーズ。父キングマンボで、母オールトゥビューティフルがガリレオの全妹でありシーザスターズの半妹であるという良血馬です。なおチェシャーオークスにはディープインパクト産駒サンデーベスも出走し、11馬身差7着(9頭)でした。

1着から約5馬身差3着に、前走の準重賞トライアルS.でダンシングレインを負かして優勝したイジートップが入っています。英オークスの上位3頭はいずれもグレードレース初出走でした。


1番人気だった英1000ギニー(YouTube)勝ち馬ブルーバンティングは4着。前走の愛1000ギニーなどG1競走3勝のミスティーフォーミーが5着に敗れました。

ブルーバンティング騎乗のデットーリ騎手は、ゴール直前で追うのを止めて、イジートップに交わされて3着を失ったため、ロイヤルアスコット開催の最後の2日間を含む6月17日から26日まで騎乗停止となりました。G1ゴールデンジュビリーS.で前走G2デュークオブヨークS.勝ち馬 Delegatorに騎乗予定でしたが、不可能になりました。またG1アイリッシュダービーは26日のため、これも騎乗できません。

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