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2010年11月6日土曜日

レッドディザイア4着、ブリーダーズカップ・フィリーアンドメアターフ

現地時間11月5日に行われた BCフィリー&メアターフに日本からレッドディザイアが出走しましたが4着に終わりました。

レッドディザイアが出走した G1 ブリーダーズカップ・フィリーアンドメアターフのレース映像。レース動画予備1(JRA)予備2(BC公式サイト)予備3(BloodHorse)、いずれも英語実況です。

5,6番手を進む赤帽子、赤い勝負服がレッドディザイア。




レッドディザイア4着、ブリーダーズカップ・フィリーアンドメアターフ
約400メートル通過時点。矢印左から順に、3着Keertana、4着レッドディザイア、2着 Midday、1着 Shared Acccount


レッドディザイア4着、ブリーダーズカップ・フィリーアンドメアターフ
約1000m地点。矢印左から順に、3着Keertana、4着レッドディザイア、2着 Midday、1着 Shared Acccount



レッドディザイア4着、ブリーダーズカップ・フィリーアンドメアターフ
残り300m地点。矢印左から順に、3着Keertana、4着レッドディザイア、2着 Midday、1着 Shared Acccount

レッドディザイアは4コーナーで外から追い上げ、300メートル地点あたりで先頭に立ちましたが、内をすくって伸びてきた2頭に再び交わされ、外から伸びてきた Keertana にも差されました。

Breeders’ Cup Filly & Mare Turf(G1)
ブリーダーズカップ・フィリーアンドメアターフ
チャーチルダウンズ競馬場・芝11ハロン(約2200m)
3歳以上牝馬、11頭立て、現地時間11月5日午後6時53分発走
総賞金200万ドル、1着賞金108万ドル(約8800万円)
着順馬名
騎手名前走レース前走成績着差
1.Shared Account牝4 E.プラードフラワーボウル7頭5着2分17秒74
2.Midday牝4 T.クウィリーヴェルメイユ賞12頭1着クビ
3.Keertana牝4 J.レスカーノフラワーボウル7頭4着クビ
4.レッドディザイア牝4 K.デザーモフラワーボウル7頭3着1馬身
5.Hot Cha Cha牝4 J.グラハムスピンスターS.10頭3着クビ
6.Eclair de Lune牝4 J.アルバラードビヴァリーDS9頭1着クビ
6.Forever Together牝6 A.ナプラヴニクフラワーボウル7頭6着同着
8.Hibaayeb牝3 L.デットーリイエローリボン9頭1着クビ
9.Miss Keller牝4 J.カステリャーノE.PテイラーS10頭2着1・3/4
10.Harmonious牝3 J.ロザリオQE2チャレンジ8頭1着4・1/2
11.Plumania牝4 O.ペリエヴェルメイユ賞12頭2着1・3/4
斤量は3歳2頭(8着 Hibaayeb、10着 Harmonious)が 54.8kg。他9頭は 56.2kgでした。

出走11頭はすべて前走G1競走でした。

勝ったシェアードアカウントはこれが G1初勝利。2走前のG1ダイアナS.で、米G1競走7戦5勝2着1回の Proviso(明日のBCマイル出走予定)に頭差2着。他09年QE2チャレンジカップ(G1)2着、09年ガーデンシティーS.(G1)2着があった。前走はレッドディザイアが3着した G1フラワーボウル招待S.5着だったためか、単勝47倍の10番人気と人気薄でした。

2着ミッデイは昨年のこのレース勝ち馬。今年はクビ差2着で惜しくも2連覇を逃しました。今年ナッソーS.、ヨークシャーオークス、ヴェルメイユ賞とG1競走3連勝。昨年3歳時は英オークス2着、愛オークス3着のあと、ナッソーS.、BCフィリー&メアターフを勝っており、G1通算5勝の強豪で、単勝1.9倍のダントツ1番人気に押されていました。

3着 Keertana は G1勝利経験なし。09年にG3リグレットS.優勝。ほかに 9ハロン以下の重賞で2,3着が多かったが、2走前G3グレンフォールズH.で11ハロン(約2200m)のレースを使われると、2着に3馬身以上をつけて快勝。BCフィリー&メアターフも11ハロンのレースで距離が良かったかもしれません。単勝33倍の8番人気でした。

4着に日本から遠征したレッドディザイア。単勝6.1倍の3番人気でした。前走G1フラワーボウル招待S.では3着で、4着の Keertana に3馬身差、5着シェアードアカウントに3・3/4馬身差つけていましたが、逆転を許してしまいました。フラワーボウル招待S.もいったん先頭に立った後、内を抜けてきたアーヴェイとチェンジングスマイルに差されていて、レッドディザイアの使える脚が短くなっているかもしれません。Eclair de Lune ら他にも数頭いた米G1勝ち馬に先着しており、実力のあるところを見せましたが、ミッデイはともかく他の馬に先着されるとは思わなかったです。

レッドディザイアの次走は不明です。ただ米遠征は「アメリカでは鼻出血防止剤を使えるから」という理由があったはずなので、日本で出走させるでしょうか? そろそろ引退の可能性もありそうな?

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