前走のベルモントステークスで3着だったマインザットバード/ Mine That Bird の次走候補に、8月1日のウェストヴァージニアダービー(GII、マウンテニアパーク競馬場ダート9ハロン、3歳、賞金総額75万ドル)が挙がっています。さらにその次走として、マインザットバードを管理するウーリー調教師は、8月29日のトラヴァースステークス(GI、サラトガ競馬場ダート10ハロン、3歳、賞金総額100万ドル)を挙げています。
Mine That Bird in 'Easy' Half-Mile Breeze | BloodHorse.com
トラヴァースS.は、前の記事「レイチェルアレクサンドラ、マザーグース後の出走予定」に書いたとおり、プリークネスS.でマインザットバードを負かしたレイチェルアレクサンドラの次々走候補のひとつに挙がっており、この2頭の再戦が実現するかもしれません。
再戦の妨げになりそうな問題はやはり、マインザットバードとレイチェルアレクサンドラがともにボレル騎手を主戦としている事、ですね。ボレル騎手はマインザットバードでケンタッキーダービーを勝ちながら、プリークネスS.ではレイチェルアレクサンドラを選びました。トラヴァースS.で2頭が対戦するなら、ボレル騎手はもう一度レイチェルを選択しそうに思えます。レイチェル陣営は人工馬場のサンタアニタ競馬場を嫌って、すでにブリーダーズカップ回避を明言していますが、一方でレイチェルは来年も現役続行の可能性が高く、ここでボレル騎手がレイチェルを手放すとは思えません。
騎手の問題からトラヴァースS.での対戦可能性は50%も無いかもしれませんが、レイチェルアレクサンドラのブリーダーズカップ回避の件や、年内引退予定とされるゼニヤッタとレイチェルの対戦もなさそうなことから、ここらへんで強豪対決を実現してほしいところです。
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