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2009年7月2日木曜日

ボレル騎手、マインザットバードにはもう乗らない

米競走馬マインザットバードカルヴィン・ボレル騎手のコンビは今年、ケンタッキーダービー優勝、ベルモントステークス3着の成績を上げましたが、BloodHorse.com によると、マインザットバードのウーリー調教師は今後別の騎手を乗せることに決めた模様。

Borel No Longer Jockey for Mine That Bird

記事によると、マインザットバードが次走に予定しているウェストヴァージニアダービー(GII、マウンテニアパーク競馬場)当日(8月1日)、ボレル騎手はサラトガ競馬場で行われるジムダンディS.で Warrior's Reward に騎乗することを検討しており、これを受けてウーリー調教師は、継続して乗ってくれる新しい騎手を探すことに決めたそうです。

ボレル騎手はマインザットバードでケンタッキーダービーに勝った後、2冠目のプリークネスS.ではレイチェルアレクサンドラへの騎乗を選んで勝利、その後レイチェルが回避したベルモントS.で再びマインザットバードに乗りました(3着)。

BloodHorse の記事では、ボレル騎手が、Warrior's Reward を選ぶ理由に、その調教師 Ian Wilkes とのストリートセンスを通じたつながりを指摘しています。ボレル騎手は、Wilkes が調教助手時代に管理していたストリートセンスの全レースに騎乗し、BC ジュべナイル優勝、ケンタッキーダービー優勝などの実績があります。一方、ボレル騎手がマインザットバードに騎乗したのはケンタッキーダービーとベルモントS.のみです。

今後もレイチェルアレクサンドラとのバッティングは避けられないため、ここでコンビ解消する事をボレル騎手が選んだと言えそうです。

昨日の投稿「マインザットバードとレイチェルアレクサンドラ、8月末トラヴァースS.で再戦?」では、2頭ともトラヴァースS.を次々走候補にしているものの、「騎手の問題からトラヴァースS.での対戦可能性は50%も無いかもしれません」と書きましたが、このコンビ解消で問題は解決。ぜひトラヴァースS.で2頭の対決を見せてほしいものです。

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