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2013年3月10日日曜日

シーキングザダイヤ産駒サファウィがチリG3優勝

3月9日に行われた智G3セレクシオン・デ・ポトランカス賞(ダート1200m、2歳牝馬)は、後方を追走した6番人気サファウィが最後の直線で大外から追い込み、2着に3・1/2馬身差をつけて優勝しました。

セレクシオン・デ・ポトランカス賞はチリ2歳路線で最初に行われる重賞。


サファウィは父シーキングザダイヤ、母シレナデルエヘオ(智下級条件5勝)、母の父インディアンリッジという血統のチリ産馬。母の半弟が智G1エルエンセーヨ(芝2400m、3歳)2着馬で、また2代母の全妹に智G1を2勝している SER O NO SER(読めない。to be or not to be の意味)がいます。

前走1月のデビュー戦で既走馬相手に12馬身差をつけて圧勝していました。

「G3勝ちと言ってもチリでしょ、レベルはどうなん?」と思う人もいるでしょうが、今年のチリ2歳戦で猛威をふるっているのは、2011年の米ファーストクロップリーディング首位、2012年の米セカンドクロップ2位だったスキャットダディの産駒。それより先に重賞勝ち馬を出せたのは素晴らしいです。

ちなみに3月9日終了時点でスキャットダディとシーキングザダイヤのチリにおける産駒成績は次のとおりで、前者はチリ2歳リーディングおよび新種牡馬リーディングで首位であり、後者はそれぞれ4位、2位となっています。
2010年生スキャットダディシーキングザダイヤ
産駒登録数3848
出走頭数2210
勝馬頭数124
勝利回数125

2013年セレクシオン・デ・ポトランカス賞のレース映像。4番枠発走がサファウィ。


セレクシオン・デ・ポトランカス賞(Premio Selección De Potrancas)
2013年3月9日、チリ・チリ競馬場、ダート1200m
2歳牝馬、全馬55.0kg、G3、9頭、レース結果(要登録)

馬名性齢
オッズ
騎手着差通算成績
主な成績
1サファウィ
Safawi
2牝
7.1倍
H.Berrios1分11秒892戦【2-0-0-0】
重賞初出走
2ロシオメレンゲ
Rocio Merengue
2牝
13.6倍
O.Ulloa3・1/28戦【1-3-2-2】
前走初勝利。重賞初出走
3ディヴィナプレシオサ
Divina Preciosa
2牝
18.4倍
V.Cifuentes 2・1/43戦【1-1-1-0】
前走初勝利。重賞初出走

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