ヴィクトワールピサが1着、トランセンドが2着と日本馬のワンツーとなったドバイワールドカップのレース映像です。
【ニコニコ動画】【競馬】2011 ドバイワールドカップ【ドバイWC】
ドバイワールドカップ 成績と映像 - JRA
ドバイワールドカップは2000mのレースで、1周約1750mのオールウェザー(タペタ)コースを回る競馬です。
スタートから200mを過ぎた1周目のゴール前、トランセンドが逃げ、ブエナビスタは下げて後方2番手、出負け気味のヴィクトワールピサは最後方に
1コーナー中間あたり、日本馬の位置関係は1枚目と同じ
2コーナーを出て向こう正面に入った直後、スタートから約50秒後。後方外側にいたヴィクトワールピサ・デムーロ騎手はここからポジションを上げていく
上の画像から約10秒後、ヴィクトワールピサが2番手にほぼ並ぶ位置まで来ています。この後さらにポジションを押し上げて単独2番手に。
スタートから約1分30秒後。3コーナー中間地点。トランセンドが先頭、そのすぐ外にヴィクトワールピサ、その外、長い白斑の目立つ馬がケープブランコ(4着)です。
スタートから約1分40秒後 最終4コーナー出口付近で残り400m強
残り300m地点。矢印右から2着トランセンド、1着ヴィクトワールピサ、3着モンテロッソ、4着ケープブランコ、5着ジオポンティ、8着ブエナビスタ
残り200m地点。右の矢印5頭が1-5着。ブエナビスタは前のトワイスオーヴァーの外に持ち出そうとしていたのですが、トワイスオーヴァーが外に流れてきたため、内に進路を変えています。
残り100m。ヴィクトワールピサが単独で先頭に立つ。
ゴール直後。ブエナビスタは直線で進路を変えるロスが無ければもうすこし差は詰まったでしょうが、この先行決着のレースであの位置取りではブエナビスタの豪脚でも届かない。向こう正面でポジションをあげたデムーロ騎手の好騎乗がもたらした勝利です。
3着馬
モンテロッソ Monterosso は前走G2ドバイシティーオブゴールド(芝2485m)勝ち馬。昨年には英G2キングエドワード6世ステークス(アスコット競馬場・芝約2400m)も勝ち、続く愛ダービーではケープブランコから3馬身差4着でした。通算13戦6勝2着2回、重賞6戦2勝3着1回。父ドバウィ産駒で、その父は2000年のドバイワールドカップ勝ち馬ドバイミレニアムです。
4着馬
ケープブランコ Cape Blanco は昨年の愛ダービー(芝約2400m)、愛チャンピオンステークス(芝約2000m)でG1を2勝しています。英G2ダンテステークスでは後の英ダービー、凱旋門賞勝ち馬ワークフォースを負かして優勝しました。厩舎の使い分けの影響で英ダービーには向かわず、仏ダービー(芝2100m)に向かうも10着、英キングジョージではハービンジャーから11馬身も離されましたが2着、凱旋門賞も13着と大敗していました。通算10戦6勝2着1回、重賞9戦5勝2着1回。
5着
ジオポンティ Gio Ponti は昨年のドバイWC4着馬。アメリカで1600mから2200mの芝G1競走を6勝し、他に09年ブリーダーズカップ(オールウェザー)2着、2010年BCマイル2着などもあります。父テイルオブザキャット。
昨年のベルモントS.とトラバースS.で2着、ジョッキークラブ金杯とBCクラシックで3着の
フライダウン Fly Down は13着。ドバイワールドカップがオールウェザーコースで開催されるようになって2年目の今年も、昨年に続き米ダート界からの参戦は少なく、米ダート路線で良績のある馬はフライダウンだけでした。昨年7着、今年12着のリチャーズキッドは米オールウェザーG1で3勝していますが、ダートではグレードレース未勝利。日本ダート路線のトランセンドが2着に来たものの、来年以降も米ダート界からの参戦が少ない、芝馬を中心としたレースになりそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿