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2010年11月8日月曜日

BCクラシック勝ち馬ブレイム引退

現地時間11月6日に行われたブリーダーズカップ・クラシックでゼニヤッタを負かしたブレイム Blame が引退することが発表されました。

Blame Retired; Available for Inspection - BloodHorse.com

来春からケンタッキー州にあるクレイボーンファームで種牡馬入りするとの事。11月8日と9日に、キーンランドで開催中のセールにおいて生産者向け展示会が行なわれるようです。


ブレイムは BC クラシックのほかに、2010年スティーヴン・フォスターH.および2010年ホイットニーH.を勝ちG1競走3勝しています。G2は2勝、G3を1勝し、通算13戦9勝2着2回3着2回の成績。

ブレイムの5代血統表はこちら。3代母スペシャル(Special)-4代母ソング(Thong)という良血馬で、種牡馬としても活躍が期待されます。

ブレイムの父 Arch はG1スーパーダービー勝ち馬で、その父クリスエス Kris S.×母 Aurora。Kris S.はご存知シンボリクリスエスの父でもある。Aurora(父ダンチヒ)は Arch のほかに、2010年10月にG1スピンスターS.を勝つなどグレードレース7勝の牝馬 Acoma、2001年のゴドルフィンマイル(当時G3)勝ち馬 Festival of Light を産んでいる。

ブレイムの母 Liable はステークス戦(非グレード競走)入着2回。Liable の母 Bound はG1エイコーンS.3着があるが重賞勝ちはない。Bound は父ニジンスキー×母スペシャル。その Bound×父シーキングザゴールド(ドバイミレニアム、シーキングザゴールドなどの父)で、ブレイムの母 Liable が誕生しました。


サドラーズウェルズやヌレイエフなど名種牡馬の宝庫であるスペシャル-ソング-ラフショッド系の出身であり、また、ロベルト、ダンチヒ、シーキングザゴールド、ニジンスキーと欧州でも活躍馬を出す血統で構成されており、世界中で産駒が活躍する可能性もありそうです。

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