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2010年6月1日火曜日

クオリティロードがメトロポリタンH.優勝、G1連勝

2月のドンハンデ(G1)を12馬身差で圧勝したクオリティロード/Quality Roadが、5月31日、約4ヶ月ぶりの出走となったメトロポリタンハンディキャップに出走し、2着のマスケットマンに 1・1/2馬身差をつけて優勝、通算7勝目、G1競争3勝目を挙げました。


G1 メトロポリタンハンディキャップ / Metropolitan Handicap(メット・マイル)
ベルモントパーク競馬場ダート1マイル(約1600m)、賞金総額50万ドル
勝ちタイム1分33秒11
1着クオリティロード
2着マスケットマン / Musket Man
3着ティズウェイ / Tizway

メトロポリタンハンディキャップのレース映像。外枠発走でスタート直後は2番手、すぐに先頭に立つ黄色の勝負服がクオリティロード。



クオリティロードは昨年、G2ファウンテンオブユースS.、G1フロリダダービーを連勝し、ケンタッキーダービーの最有力候補に上がったものの、直前のケガでクラシック路線を回避していた。夏に復帰して G2を1勝したものの、ベルモントS.馬サマーバードに 2戦続けて敗れ、その後ブリーダーズカップ・クラシックを同レース史上初めて出走取り消し。09年春のような輝きは失っていたのですが、今年は復帰してから G3、G1、G1と3連勝。


2着マスケットマンは、昨年ケンタッキーダービーで1着マインザットバードから約7馬身差3着、プリークネスS.で 1着レイチェルアレクサンドラから 1・1/2馬身差3着。その後ケガなどの理由で休養し、今年復帰してからは距離不足にも思える 7ハロン戦G1ハナ差2着、G2を3馬身差3着した。


クオリティロードがトップハンデの 56.2kg、マスケットマンが 53.1kgと、負担重量に3キロの差があっての快勝です。クオリティロードは(ムスケットマンも)完全復活といって良さそう。クオリティロードは次走、8月7日のホイットニーハンデ(G1、サラトガ競馬場)に出走予定で、もしかするとその前に 7月7日のサバーバンH.(G2、ベルモントパーク競馬場)に出走するかもしれないとのこと。サバーバンH.は 10ハロン戦なので、ぜひ出走して欲しいところですがどうなるでしょうか。

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