イーバンク銀行を即PAT用口座として利用されている方も多いでしょうが、そのイーバンクは2009年8月1日からATM利用手数料を引き上げることを決めました。
これまで年会費無料のクラシックカード保有者は、セブン銀行ATMおよびゆうちょ銀行ATMの利用が月2回まで無料でした。8月1日からはイーバンクに預けている資産額が10万円未満であれば、3万円未満の入金の場合、および出金の場合は金額にかかわらず、セブン銀行ATMでは210円が、ゆうちょ銀行ATMだと262円が手数料として徴収されます。(上図参照)
イーバンクを主に即PAT用としてご利用であれば、イーバンクに常時10万円以上を預けておくことはあまり無いでしょうから、この手数料改定は厳しい変更です。この機会に口座の変更などを検討しても良いかもしれません。5つの例をあげます。上3つがお勧めです。
三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行の即PATに加入する
イーバンクへの入金にネットバンキングを利用する
即PATのペイジー入金サービスを使う
新生銀行に口座を作る
住信SBIネット銀行に口座を作る
■三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行の即PATに加入する■
三井住友銀行では2008年1月5日から、三菱東京UFJ銀行では2008年10月25日から即PATに対応しました。どちらかの普通預金口座をすでにお持ちであれば(給料振込口座としているとか)手続きさえすれば、即PAT用としても使えます。両行の即PAT対応について詳細は次のリンクから
三井住友銀行|公営競技の資金決済について
三菱東京UFJ銀行|日本中央競馬会(JRA)電話・インターネット投票
■イーバンクへの入金にネットバンキングを検討する■
口座を給与振込先としていたり、一定額以上の預金残高があるなど条件を満たしていれば、インターネットバンキング機能の利用で、他行宛て口座振込みを一定回数まで無料としている銀行も多いです。その場合は、一度出金し、(イーバンク対応の)ATMからイーバンクに入金するよりも安く済みます。
■即PATのペイジー入金サービスを使う■
即PATへはペイジー入金という方法でも開催日に入金することができます(JRAペイジー入金サービス対応金融機関)。みずほ、三菱東京UFJ、三井住友、りそな、福岡銀行、北洋銀行、ゆうちょ銀行など計322の銀行が対応しています。ペイジー入金の特徴は、入金手数料が105円(ゆうちょのみ63円)と安いことです(ATMを利用してペイジー入金を行う場合は別にATM手数料が掛かることがあります)。
ペイジー入金により追加入金したご購入資金の残高は、払戻金等と合算の上、即PATの「出金」により即PATでご利用の銀行口座へ振込まれます(下図参照)。これは要するに、ペイジー入金に対応している銀行から105円の手数料だけでイーバンクに振り込める(のと同じ)ということです。お持ちの銀行口座のネットバンキング機能でイーバンクへの振込みに手数料が必要なら、ペイジー入金の手数料と比べてみましょう。ほとんどの場合、ペイジー入金の方が安いでしょう。
ペイジー参考リンク
JRA|「即PAT利用銀行からの入金」と「ペイジー入金サービスを利用した入金」の違い
JRAペイジー対応金融機関のペイジー手数料・ペイジー支払い対応状況
JRAペイジー入金操作マニュアル
JRA|「ペイジー入金サービス」ご利用案内
ペイジー公式サイト
ペイジーを利用して1万円を当てよう!総額300万円キャンペーン(6月30日まで)
■新生銀行に口座を作る■
新生銀行ならATMはいつでも無料、他行宛振り込み手数料は最低でも1月に1回は無料。新生銀行のキャッシュカードを無料で利用できるATMは、新生銀行ATM、セブン銀行、ゆうちょ銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、中央三井信託銀行、三菱UFJ信託銀行、住友信託銀行、みずほ信託銀行、三浦藤沢信用金庫、あおぞら銀行、商工中金のATMです。
新生銀行に入金してから、ネットでイーバンクに振り込めば、月1回は無料でイーバンクに入金できます。
■住信SBIネット銀行に口座を作る■
住信SBIネット銀行はネット専業銀行です。利用可能ATMはセブン銀行、ゆうちょ銀行、イーネットATM(全国約9500台)、ローソンATM(約6000台)です。イーバンクはセブン銀行とゆうちょ銀行しか使えませんから、住信SBI銀行だと利用できるATMはイーバンクより1万5500台も多く便利です。ATM利用手数料は入金は何回でも無料、出金はセブン銀行ATMは何回でも無料、ゆうちょATM、イーネットATM、ローソンATMは合計5回まで無料と、昔のイーバンクのようなサービスです。住信SBIネット銀行のネットバンキングからは150円の手数料でイーバンクに振り込めるので、まず住信SBIに入金してからネットバンキングでイーバンクに振り込めば、ATMからイーバンクに入金するよりは安く済みます。
また住信SBIネット銀行はすでに競艇の電話投票に対応しており、近い将来、JRAの即PATへの対応が期待できます。
いくつかイーバンクATM手数料改悪への対策を紹介しましたが、上の記述には誤りが含まれているかもしれません。ご自分でよく確認してください。
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